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こちらの写真は、先週の記事で紹介した

堂島浜の「新ダイビルの羊」


大阪北区の歓楽街、

「北新地」南方向へ散策した時に
※(きたしんち)

見つけたものです。



実はこの写真の

正面に見える大きな木の下

とある石碑を発見していました。



あ、この羊ちゃんが気になる方は

↓のリンクからどうぞ。

内容:ひつじ





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まずは木の所へ。

道路に挟まれた三角形の孤島みたい。


なぜこんな形でなのかは

分からないけど

面白い所に石碑が建っている。



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こちらが石碑

隣には案内板もある。


背後の土地は完全に柵で囲まれていて

草が生い茂っていた。



『ここなんか形が面白いね』

『そうやね』

『手前にある鉢植え花が
 綺麗に咲いてはるな』

『誰かが管理してるのかな?』



一緒に歩く嫁のまーさん

辺りを見回しながら雑談。



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碑には

「国産ビール発祥の地」

と刻まれていた。


どうやらこの辺りで

ビールが作られていたらしい。



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碑の右側面



明治5年(1872年)

「渋谷 庄三郎」という人物が
※(しぶたに しょうざぶろう)

アメリカ人技師の指導を受けて

日本人初のビールを製造した


と書かれている。



『ビールって
 ここが始まりだったんだ』

『そうみたいやねー。
 初めて知ったわ』

『この木の下で
 作ってたのかな?』

『そんなわけないやろ・・・』



冗談で言ったのに

真顔で否定された。



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お隣に設置された案内板

これを見ると


「日本のビール」は幕末に横浜

外国人が醸造したのが最初だが、

「日本人が醸造したビール」はこの地が最初。


だと書いてある。



詳細を調べてみたところ、


この地でビールが醸造される3年前

神奈川県横浜市の山手という場所で

アメリカ人の方がビール醸造に着手。


これが一般的な

「日本のビール産業の発祥」になるとの事。



こちらの碑は

日本人が初めてビールを醸造したのが

この場所だったから

「『国産』ビール発祥の地」

と銘打ったのだと思われる。



・・・でもさらに調べていたら

遡ること江戸時代の末に、

「川本 幸民」という蘭学者の方が
※(かわもと こうみん)

江戸で日本人初のビールを醸造した

人物として紹介されていた。



あれ・・・?

この碑は一体・・・?



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渋谷 庄三郎さんが製造・販売した

「渋谷ビール」のラベル絵。



発祥の地かどうかは

ちょっと分からなくなったけど

ここでビールが製造されていたのは

間違いないようだ。



残念ながら当時は

ビールの味があまり受け入れられず

渋谷さんが亡くなった後、

ビールの製造・販売は終了したとのこと。

醸造所の跡地なども残っていません。



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ぐるぐると回り込んで

碑の裏側を確認。


平成14年3月に建立された模様。




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歓楽街・北新地にひっそりと佇む

「国産ビール発祥の地」の碑



発祥の地としては少し怪しいです。

・・・が、

新しいことに果敢に挑戦した

「渋谷 庄三郎」さんの功績を称える

碑として後世に残ってほしいですね。



※この記事の写真は2018年4月に撮影したものです。


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【「国産ビール発祥の地」の碑】



最寄り駅は
JR東西線・北新地駅
京阪中之島線・大江橋駅