この日は大阪天満宮から見て

西側にある地域「西天満」を散策。


読み方は

「にしてんまん」じゃなくて

「にしてんま」です。



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この西天満のほぼ中央南端の位置に

大阪地方裁判所があります。



『裁判所ってこんなにデカかったんだ』

『うん。めっちゃ大きいでココ』



一緒に着いてきた嫁のまーさん

どうやら裁判所を知っていた様子。



『え? お世話になった事あるの?』

『なんでやねん、ないわっ!』

『前に中之島行った時に見えたから
 知ってるいうだけや』

『ああ、そういうことか』


『ココあれでしょ?』

『「キミ、おやつ盗んだから死刑ね」
 とか言われるんでしょ?』

『言われへんわ!』

『そこはもう一回、
 なんでやねんが欲しかったなー』

『なん・・・うっさいわッ!』



「なんでやねん」って言いかけたけど

意地になって言い直していた。



0424_02

そんなこんなで

ウロウロして辿り着いたのが

この大阪地方裁判所の西側


大きなビルがそびえ立つ植え込みの中に

コソッと建っている石碑を発見。



0424_03



『なんかあそこの空間だけ
 異様に薄暗いんやけど・・・』

『日陰だからじゃない?』

『・・・何かおるんちゃうやろな』



異常に怯え始めるまーさん

何もいねぇから。




0424_04

近付いてみる。


見た感じまだ新しそうな碑には

「肥前 佐賀県 小城藩藏屋敷跡」

と刻まれていた。


「藏」「蔵」を難しく書いた字。

どうやら蔵屋敷があった場所のようだ。



『ここ鎖で囲われてるから
 入っちゃダメだよね・・・?』

『うーん・・・どうなんやろ』

『駐輪防止用の柵に見えるけど
 とりあえず入らん方がええやろな』


『ちょっと入ってみてよ』

『イヤや! 自分で入ればええやろ』

『怒られたらイヤだし』

『ウチだってイヤやわ!』

『もし怒られたら
 「不躾な嫁ですみませんウヘヘ」
 って謝ってあげるから』

『・・・ホンマしばくで』



生け贄作戦、失敗に終わる。




0424_05

手を伸ばしたり

ズーム機能を使ったりしながら

碑の側面の撮影を試みる。


結構頑張って撮ったのに

草共が邪魔で「騒乱の」しか読めない。



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植え込みの奥にあった古い案内板


「小城藩藏屋敷跡」とは関係が無く、

この付近の旧町名の由来

案内する看板だった。



0424_04

碑から情報を拾えなかったので

色々と調べてみた。



碑に刻まれている通り

江戸時代、この場所には

「小城藩の蔵屋敷」があったらしい。


読み方は「おぎ はん」

・・・ちょっと読みにくいね。



「小城藩」というのは佐賀藩の支藩

支藩というのは藩主の所領を

親族や一族に分け与えたもの。


現代風に例えるなら

佐賀藩・小城支店みたいな感じ。



0424_07

支店と言っても

この碑が建っている所の

大きなビルの敷地一帯が

蔵屋敷だったというのだから

かなり広大なものと思われる。



ちなみに「蔵屋敷」というのは

藩から運ばれた年貢米や特産物を置く

倉庫兼お屋敷のこと。



また、本店となる佐賀藩の蔵屋敷跡

現在の裁判所周辺にあったらしく

そちらの敷地はもっと広大だったそうだ。



0424_04

大阪地方裁判所の西側にひっそりと建つ

「肥前 佐賀県 小城藩藏屋敷跡」の碑


近くを訪れた際は

ぜひ眺めていってください。



※この記事の写真は2018年3月に撮影したものです。


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【肥前佐賀県小城藩藏屋敷跡の碑】



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