この日は大阪市中央区にある

「クリスタ長堀」を訪れました。



「クリスタ長堀」とは

大阪の中心部にある「長堀通」という

東西に伸びる通りに存在する地下街


この地下街の西端まで行くと

地下鉄の「四ツ橋駅」に着くのですが

この辺りで地上に出ると・・・。



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こんな感じで

阪神高速の高架がある所に

ニョキッと出てきます。




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この高架沿いの横断歩道の真ん中に

ちょっと広めな中央分離帯があります。


ちょうど人が二人立ってるね。




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この中央分離帯の所に

大きな石碑が二つ

間隔を開けて並んでいます。


左に白い石碑

右に黒い石碑

オセロかな?



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これが右の黒い石碑


すし・・・に

四・・・をよつ・・・

ふにゃふにゃ・・・


ほとんど読めない。

お寿司4貫欲しいのかな?




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黒い石碑の裏側

逆光でごめんなさい。


裏にも文字が刻まれていて

最後に「川橋」って書いてるのが

読めるくらいで

後はほとんど解読できない。



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こっちが左の白い石碑


・・・の月

入・・・ふにゃふにゃ

星・・・ふにゃこら


読めないけど

なんか段落とかの並びが俳句っぽい。




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白い石碑の裏側


昭和戌・・・


えっと・・・あれだな。


昭和!

昭和に建立したって書いてある。

・・・はず。




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周囲に案内板などもなく

何の石碑なのかよく分からない。


写真だけ撮ってこの日は帰った。




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後日、よく見ると白い石碑の右下に

「鬼貫」という字があったので

この単語を頼りに色々調べてみると

詳細が出てきました。



こちらは俳句を刻んだ「句碑」

「上島鬼貫」という
※上島鬼貫(うえじま おにつら)

江戸時代の俳人の句だそうです。



「後の月 入りて貌よし 星の空」
※貌(かお)



という俳句で

当時の「四ツ橋」の美しい夜空について

読み上げた句であるとのこと。



だからこの「四ツ橋駅」近くに

石碑が置かれていたんですね。



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もう一つ、この黒い石碑も「句碑」

こちらは「小西来山」という
※小西来山(こにし らいざん)

これまた江戸時代の俳人の句。



「涼しさに 四ツ橋を四つ 渡りけり」



という俳句で

夏の暑い季節に涼を求めて

「四ツ橋」の四つの橋を渡った。

という句だそうです。



左側のグチャグチャの文字が

どうしたら「渡りけり」になるのかは

私には分からない・・・。

でも、とにかくそう読むらしい。



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句碑はそれぞれが

別の場所にあったそうですが

現在はこうして一緒に並んでいます。



というわけで石碑の正体は

「上島鬼貫と小西来山の句碑」。



ちょっと伝えにくい場所にありますが

見かけた時は

『これ鬼貫と来山の句碑なんだよ』

って人に教えると

一目置かれるかもしれません。



※この記事の写真は2018年2月に撮影したものです。


【上島鬼貫・小西来山の句碑】

※MAPのピンの正面、交差点の中央分離帯の所です。


最寄り駅は
地下鉄・四ツ橋駅
地下鉄・心斎橋駅