この日は

大阪ミナミの繁華街「なんば」

大阪の電気街「日本橋」

ちょうど間ぐらいにある

「千日前 道具屋筋 商店街」
※せんにちまえ どうぐやすじ しょうてんがい

訪れました。



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こちらがその商店街

「道」とだけ書かれた看板が面白い。


地元では「道具屋筋」という

名称で通っています。

それでは南側の出入口からスタート。



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入口の足元に

「道具屋筋」と書かれていた。


道具屋と聞くと

「やくそう」とか「キメラのつばさ」とか

売ってそうだけど

そういうのはゲームの中だけです。



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こちらが「道具屋筋」の様子。


この商店街は飲食店に関わる

厨房機器や調理道具に

とことん特化した商店街。


大阪で飲食店を開こうと思ったら

ここに来れば何でも揃う。

そんな場所。



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入ってすぐの所にあった座布団屋さん。

これから自分が開こうと思っているお店に

座敷、座椅子があるなら

ここで座布団が揃えられる。



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ちょっと進むと

さっそく調理道具が整然と並ぶ

お店が出てきた。



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ガスで調理するタイプの

本格的な器具達。

プロ仕様ですね。


鉄板焼きのアレ。

焼肉屋のアレ。

奥にはたこ焼き屋のアレ。



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大阪なので

たこ焼きの調理器具は特に種類豊富。


たこ焼き屋さんの屋台で

焼いてる様子を見たことがある人は

「あっ! これはまさか!」

ってなると思います。


そうです。

あの店もこの店も

この商店街で仕入れていたんですよ。



大阪の裏事情に触れてしまったね。

もう生きては帰れないよ。



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様々な調理道具が並ぶ「和田厨房道具」。

こちらも店頭に「たこ焼き器」がある。


さらにたこ焼き器に油塗るヤツ。

たこ焼きの生地を流し込むヤツ。

たこ焼きをクルクルするヤツ。

たこ焼きを乗せる船形のヤツ。

何でもある。



もちろん天井にぶら下がってる

「たこ焼き」「やきそば」とかの

提灯も全て売っている物。


その天井のタコの人形見てごらん。

「生きては帰さんぞ」って言ってるから。




他にも居酒屋とかレストランで

見かける鉄板のプレート。

オシャレな和食屋で出てくる土瓶。


定食屋によくある

おしぼりを冷やしてる小型冷蔵庫。

デカい炊飯ジャー。


ラーメン屋でスープとか煮込んでる

巨大な寸胴鍋もある。

本当に何でも揃っている。



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というような調理道具を揃える店が

いくつも軒を連ねて

問屋街のようになっているのが

この「道具屋筋」です。



『ここはいつ来ても面白いなあ』

『ここを大阪の観光スポットとして
 もっとアピールすべきだと思うよ』

『観光客だらけになったら
 業務で買いにくる人困るんとちゃう?』

『ここはコレでええと思う』



生意気にも真面目な事を言う

嫁のまーさん

どっかで
かしこさの種でも拾い食いしたのか?



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焼肉プレートや鍋、おひつなど

家庭で使えるものも売ってる。


問屋っぽい商店街だけど

小売りしている店が多いので

気兼ねなく買える。



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お店を出すなら看板は必要不可欠。

もちろんこの商店街で手に入る。

外装もここで揃えていこう。




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『うどん屋で見るヤツや』

『寿司屋で見るヤツ』



和食店でよく見かけるメニュー看板。

まーさんとほぼ同時に声を出した。



『いやー、コレはうどんやろ』

『個人の寿司屋の方がよく見かける』

『一軒家のうどん屋とかもコレやって』

『うちの近所の寿司屋にコレあった』

『そんなん言うたら道頓堀の今井にも
 コレと同じような看板あったで』
※今井=美味しいうどん屋さん

『そこのサンプル見てみ?
 寿司屋のメニュー書いてあるでしょ。
 店が寿司屋をイメージしたんだよ。
 店の意見に従え、この客め。客風情め』

『メチャクチャ早口やな・・・』



なんとかまーさんを丸め込んで

寿司派の優勢を勝ち取る。

本音言うとどっちでもいいよね。



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お店の軒先によく吊るされている

様々な提灯も売っている。

たくさんいる招き猫達も売り物。


飲食店のレジ横で

たまに見かける招き猫も

多分、この商店街からやってきた子達。



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商店街の中には居酒屋さんもある。

ビールが安い。


お店の看板や提灯は

この商店街で揃えたのかな。



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商店街はまだまだ続く。

目の前にあるのは食材の専門店。


途中に大阪・堺の刃物として有名な

堺の料理包丁をズラーっと

取り揃えているお店があったんですが


明らかに外国人受けしそうな店構えで

外国人がいっぱいだったのと、

撮影禁止のマークが至る所に見えたので

写真は控えました。


包丁が綺麗に並んだ美しいお店だったので

商店街に立ち寄った際は是非どうぞ。



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歩いていると美味しそうなお店を発見。

こちらも居酒屋系。


『骨付き鳥とか美味そうなんだが』

『テイクアウトの唐揚げがある』

『食べたいけど
 昼に唐揚げ食べたばかりだ』

『それもそうやなー』

『夕飯もう決まってるし
 買い食いしたら食べられなくなるね』

『美味しそうなのになー』



私もまーさんも唐揚げ大好きなので

今度買ってみようリストに入りました。



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大量の食器を並べているお店。


お店を出そうと思ったら

やっぱり食器は大量に必要だものね。



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食器の他にも

お箸やスプーン・フォークなど

1つから販売していました。


子連れで入るには少々ヘビーなお店なので

気になりつつも通り過ぎる。



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商店街を進んでいると

「千日地蔵尊通横丁」という

見慣れないものが出てきた。



『こんなんあった?』

『前来た時はなかったと思う』

『新しく出来たんかなあ』

『どんどん面白そうなものが
 出来ていくね』

『ちょっと気になるなここ』



まーさんと話ながら写真撮ってたら

おっちゃんが横丁の中に

吸い込まれるように入っていた。



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人が一人通れるぐらいの狭い路地が

奥の方までずっと続いている。


ベビーカーを押している

まーさんはココに置き去りにして

一人で行ってみる事に。



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狭い路地の両サイドに

カウンター式のお店が連なっている。

ほとんどが飲み屋とかの飲食店。



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本当に横丁っぽい作りだ。

いつの間に出来たんだろう。


どこもかしこも美味しそう。

子連れじゃなければ

立ち寄ってみたかった・・・。



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出口。







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外に出ると

目の前にお地蔵さんのお堂があった。

「千日地蔵尊」というお地蔵様。


横丁の名前の

「千日地蔵尊通横丁」

このお地蔵様から付いたと思われる。



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左側の道。

バル系のお店や居酒屋が

いっぱい並んでいた。


「裏なんば」という

地元民の飲み歩きスポット

繋がっていたようだ。



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「道具屋筋」に戻ってきた。

ここは
お箸やお椀などの和食器を取り扱うお店。


お箸が安い。

たしか何度かここのお箸を買って

お世話になっていたはず。



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向かいも食器が並ぶお店。

こちらは2Fもあるようで

エスカレーターで上がれる仕組み。


商店街の個人商店に

エスカレーターがあるって

ちょっと面白いですよね。



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厨房機器を取り扱う「ゑびすや金物」。


サービスエリアとかで見かける

フランクフルトとかのホットスナック系を

並べている例のあの器具が売っている。



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ハンバーガー屋とかにある

ケチャップやマスタードを

美しく放つアレも売ってた。



ちなみに写真右側の醤油差し。

ウチに同じモノがあるので、

数年前にこちらのお店で買ったものだと

思うのですが

いまだに現役で使っています。



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大量のガス系調理器具が並ぶ中、

上のほうにレトロな感じの器具が。


わたあめとか作るマシーン。

ポップコーンの器具もある。


懐かしくて楽しい品々。



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和食の飲食店に必要な

ザルとかお重・お盆などを

売っているお店もある。



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お店のユニフォームなどを

仕立ててくれるお店もあります。


本当に何でもあるなあ。



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のれん屋さんもあった。


『あの上のアレ。
 たこ焼き屋の屋台にあるやつだ』

『あー。ホンマやね』



普段客として訪れている飲食店の

内装・外装を飾っている品々が

あちこちにあるので

この商店街は本当に楽しい。



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業務用食材を販売するお店もあった。

普通に小売りでも購入できます。


調理道具を揃えてから

ここでたこ焼き生地の粉とか

冷凍のタコとか仕入れたら

たこ焼き屋を開業できる勢い。



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観光スポット化しつつあるのか

外国人観光客の姿を多く見かけました。


機材揃えて帰国したら

たこ焼き屋を始められるよ?

どう?




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こちらは「食品サンプル」

販売しているお店。


食品サンプルというのは

飲食店の入口とかにある

ロウとかで作られたメニューの模型


昔はサンプルに惹かれて

メニューを頼んだら

実物がサンプルよりしょぼかった

というガッカリ事案が結構ありました。



日本で誕生したサンプル文化に

興味を示す外国の方が増えているそうで

この日も外国人が大勢店内にいました。



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焼き鳥のデカい提灯が売ってる・・・

と思ったらここは普通の

焼き鳥屋さんだった。


白い看板の鳥の絵がカワイイ。



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斜め向かいには串カツのお店。

繁盛していて

たくさんのお客さんで賑わっていました。



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『あー。これもお店によくあるなあ』

『家用に一つ買ってく?』

『どれ買うねん・・・』

『「本日は終了しました」とかどう?』

『何が終わっとんねん』



お部屋のインテリアにも最適だと思う。



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でっかい招き猫が招いているお店。

看板・のぼり・のれん・提灯

店先を飾るものが全部揃ってる。



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アーケードの終わりが見えてきた。





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またまた食品サンプルのお店。

店の前の巨大な肉が気になるね。




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巨大なマンガ肉。

完全にモンスターハンター

世界で見かける光景。


「触っちゃダメ」の注意書きと思いきや

「ゆっくり回してください」の説明。

お触りOKです。



まーさん

『回してもええんやって』

まず子どもに回させておいて、

その後自分でメチャクチャ楽しそうに

ぐるぐると回し始めた。


子どもをダシに使う卑劣な手口だ。



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店の中は大量の食品サンプル。


なんと食品サンプルを自分で作れる

制作体験もやっているそうです。


観光で訪れた時に作っていったら

良い思い出の品になりそう。



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商店街を出た先。


目の前には吉本興業でお馴染み

「吉本新喜劇」の公演場所

「なんばグランド花月」があります。


・・・江戸時代の頃は

ちょうどこの辺りに仕置き場が・・・

っと、そんな話は止めておきましょう。



この辺りは修学旅行生などが

よく訪れている大阪の観光スポットで、

さらにそのまま進むと

大阪の繁華街「千日前」へと続きます。



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食い倒れの街・大阪の食文化を支える

「千日前道具屋筋商店街」


大阪で飲食店を始める人も

そうじゃない人も、観光客も

色々な物を楽しめて買える場所なので

ぜひ訪れてみてください。


※この記事の写真は2018年3月に撮影したものです。


【千日前道具屋筋商店街】



最寄り駅は
南海電鉄・難波駅
近鉄線・大阪難波駅
近鉄線・日本橋駅
地下鉄・なんば駅
地下鉄・日本橋駅