この日は大阪西区

「四ツ橋筋」の道沿いを散策。


地下鉄・本町駅から

西に一本入った大きな道路が

「四ツ橋筋」なのですが

この道を通っていると・・・。



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建物の植え込みの中に

小さな石碑を発見。


横の壁と同じ素材の石らしく

同化しかけている。


しっかりしろ。

周囲の色に流されるな。



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近くに警備の人がいたので

お許しをもらって近寄ってみる。


碑には

「立売堀川跡」

と刻まれていました。


下の方に「昭和~~」と

何か続きが書いてあったけど

成長したパセリみてぇな葉っぱに

阻まれて見えなかった。



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上から覗き込む形で撮影。

余計に文字が分からなくなった・・・。


この辺りは

大阪市西区「立売堀」

という地名。


「タテウリボリ」だと思っていたけど

どうやら

「いたち ぼり」

という読み方らしい。


お手元のスマホやパソコンなどで

漢字変換するとちゃんと出てきます。



名前の由来は

戦国時代、大坂の陣

伊達氏がこの地に布陣。

その際に陣地の堀を継ぎ足して

「伊達堀」の名に。
※「だてぼり」と読みます。


その後、時代の流れで

「伊達」「イタチ」という読み方になり


さらに周辺で材木の立ち売りという

商売が始まった事から

「立売堀=いたちぼり」となった。

という経緯があるそうです。



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昔はこの場所に

「西横堀川」という堀川が

南北を流れていました。
※埋め立てられて、現在は阪神高速の高架になっています。


「西横堀川」は以前に記事を書いたので
お時間のある方はリンクからどうぞ。





この西横堀川から西の一帯には

東西へ流れる水路

たくさん掘られていたそうです。



漢字の「目」の字の横線を

たくさん増やしてみてください。

それが東西を流れる水路。

「目」の右側の縦線が西横堀川。



その水路の一つが

この碑にある「立売堀川」


昭和31年に埋め立てられて

現在はこの碑と地名だけが残っています。



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碑が設置されている場所は

洗剤とかでお馴染み「花王」の近畿支社。

・・・の植え込み。



建物の石材と碑の材質が同じっぽいので

たぶん花王さんが碑を置いたのかな。

ありがとうございます。



大阪で花王の会社の前を通ったら

近くに「立売堀川跡」の碑があったはず。

と思い出してみてください。



※この記事の写真は2018年2月に撮影したものです。


【立売堀川跡】



最寄り駅は
地下鉄・本町駅
地下鉄・西大橋駅
地下鉄・心斎橋駅