この日は大阪城の南東にある

「森ノ宮駅」周辺を散策。


阪神高速の高架沿いを

に向かって進んでいました。



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道を進んでいると

嫁のまーさんが急に足を止める。



『・・・・・・』

『どした? 自転車盗むの?』

『誰が盗むかっ!』

『鍵開けたいならD君呼ぼうか?』

『開けへんわ! D君て誰やねん!』

『俺の中学時代のクラスメート。
 針金2本で自転車の鍵開ける子』

『ええー・・・物騒な子やなあ』

『友達の自転車の鍵開けるの。
 3時間くらい掛けて』

『3時間!? 役に立たん技術やなー』

『・・・ってそういう話とちゃうねん』

『自転車の奥に旧町名継承碑あるで』


※D君は友達の自転車の鍵を開けるドッキリが
好きなだけで普段はひたむきな野球少年です。




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本当だ。

「旧町名継承碑」がある。

でもこれ
どうやって見に行けばいいんだ?



知らない方のために説明すると、


「旧町名継承碑」とは

昭和時代の区画整理で消滅した

昔の町名を現代に伝えるために

大阪市が設置した石碑。



大阪市内の様々な場所に

設置されているので

周りを注意深く観察していると

あなたの家の近くにもあるかも。



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自転車と自転車の間に

体をニョロッと滑り込ませて入ってみる。

案外いけるものだ。




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手を伸ばして継承碑を撮影。


この青いプレートに

消失してしまった町の名前と

その経緯や由来などが書かれています。



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どうやらこの辺りは

「森町南一~二丁目」

という町名だったようです。

詳細については写真をご覧ください。


町名と関わる部分だけを

以下に抜粋しておきます。



「森町南一~二丁目」


大正14年4月
東成郡「森村」が大阪市に編入、
東成区「森町」の一部となる。

昭和6年5月
「森町」の一部が
「森町南一~二丁目」となる。

昭和45年9月
住居表示の実施にともない、
「森町南一~二丁目」
「中道一~二丁目」の各一部となった。

町名の由来は
日本書紀に記載される「難波杜」
「杜」にちなんだ事から。
※難波杜は「なにわのもり」と読みます。



名前の通り

森と深く関わりのある町なんですね。


近くにある大阪城の森がすごいから

そこから町名が来たのかと思ったら

日本書紀に登場した

「難波杜」(なにわのもり)という

森にまで歴史を遡るようです。



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旧町名継承碑の正面。

「大阪がん循環器病予防センター」

という病院があります。



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西側を向くと

すぐ先に大阪城公園が見える

「森町南一~二丁目」の旧町名継承碑



自転車に阻まれて

少し見えにくい環境にありますが

近くを通り掛った際は

是非眺めていってください。



※この記事の写真は2017年12月に撮影したものです。


【旧町名継承碑「森町南一~二丁目」】

※MAPの森之宮クリニックの少し西側


最寄り駅は
JR環状線・森ノ宮駅
地下鉄・森ノ宮駅