今日は昨日に引き続いて

「玉造日之出通商店街」

散策していきます。



昨日の話につきましては
下記のリンクからご覧いただけます。

>>大阪市天王寺区玉造「玉造日之出通商店街」<<





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前回のあらすじ。


ここで写真を撮った直後、

腰で支えてたMY自転車が倒れて

足を痛めた。



『痛ぁ・・・痛いなぁ・・・』

『痛いなら今日は帰ろか?』



一緒に歩く嫁のまーさん

一応心配して帰宅を促してくる。



『せっかく来たし頑張るよ・・・』

『大丈夫なんかなぁー・・・』



痛い足を引きずるようにしながら歩く。

ギリギリなんとかなりそう。



後日談ですが、

この後帰宅して足を確認したら

紫色に腫れ上がってました。

この記事書いている今も

軽くですが、まだ痛みが残っています・・・。


立ち止まってるとはいえ、
自転車のスタンドは
ちゃんと立てないと危ないですね。



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ちょっと歩くと薬局がありました。


『痛い所用に湿布でも買うてく?』

『いや、多分平気・・・無敵だから』

『無敵なら足痛めんな』



無敵にも限度はあるんだ。



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なんかすごいクレープ屋さんを発見。


あまりのすごさに

ソフトクリーム看板の横にある

ペンギンの目があらぬ方向を向いてる。



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バターシュガークレープ 100円。

カスタートクレープ
ハムマヨネーズクレープ 150円。


安い!

今まで見たクレープで一番安い!



『クレープやっしゅ!』
※安さのあまり噛んだ

『なに? 急にしゃくれたの?』

『急にはしゃくれへんわ!』

『それよりクレープ安いから買って』


『足がッ・・・足が痛いッ・・・』

『痛いなら早歩きするな!』



なんとか逃げ切る。

安いと思ったんなら自分で買え。



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『・・・ところでさー』

『んー?』

『本当に足痛いん? 本気の話で』

『結構痛いよ。たぶん腫れてる』


『えいっ』

『おぁはァッ!?』



踏まれた。

死ね!!




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昔ながらのお店っぽい
たこ焼き屋さんの「下村商店」
※2018/2/11追記
こちらのお店は「まいた屋」さんだそうです。
失礼しました。



たこ焼き4個で100円!

こちらも安い!



友人から聞いた話ですが

昔の大阪の子どもはお小遣いを握りしめて

こういったお店でたこ焼きを

買い食いして楽しんでいたそうですね。


このお店もそんな感じで

子どもが買えるお値段設定なんでしょうね。



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下村商店さんの右側の路地。

奥に神社の境内のようなものが見えたので

撮ってみたら、見事に暗い・・・。


後で調べたら

あそこは「三光神社」だそうです。

真田幸村(信繁)の像などがある神社です。


まだ行ったことがないので

今度改めて行ってみたい。



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商店街に戻る。

八百屋さんに人が群がってました。

かなりお買い得な感じ。


この商店街、安くて良い場所だなあ。



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アーケードはまだまだ続く。

頑張って歩く。



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小洒落たお店があると思ったら

パチンコ屋でした。


商店街入ってからずっと天井に

パチンコ屋の横断幕があったけど

ここのお店だったようだ。



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綺麗な佇まいの「洋菓子オカダヤ」

モロゾフのプリン美味しいですよね。



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なんか小さめの顔出し看板があった。

お子様用だろうか。


『コレもれなく弟が右側のポジションになるよね』

『まあ弱い立場の子がそうなるやろな』



左が真田幸村で、右が徳川家康



前回の記事に書きましたが、

この「玉造日之出通商店街」がある

「玉造」は戦国武将の真田幸村

大坂城の出城「真田丸」を築いた場所。



幸村が家康を追い詰めた逸話を元に

この看板が作られたのだと思われます。


なお、この時追い詰められた家康は

恐怖のあまりウ○コを漏らしたらしい。



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アーケードはここで少しカーブ。


商店街の旗には

日の出の「太陽」と真田の家紋付き兜を

かぶった地味に強烈なキャラクター。


一瞬パチンコ屋の宣伝かと思った。



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関西ではお馴染みのスーパーマーケット

イズミヤがありました。


商店街から直で入口のパターンは

初めて見た気がする。



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天井の横断幕にも真田幸村

とにかく真田幸村。



ちなみに「幸村」という名前は

後世の書物で登場した名で

正しくは「真田信繁」さんです。


「幸村」の方が知名度が高いためか

そっちの名前で通っています。


知ってる方は多いと思いますが一応。



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かなり奥まで来ました。

この辺りはちょっとシャッター通り。



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垂れ幕が「大入」に変わりました。


奥にいる方々にモザイクをかけてたら

勢いで横の看板の人にもモザイクかけてた。

まあいいや。



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横断幕に大きく「真田丸」

NHKの大河ドラマより先にあったのか

大河の流れに乗ったのかは分からない。



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『あっ!』

『真田丸のポスターや』

『大泉洋がいい役当たっとったなあ』

『ちゃんと演技してたね』

『四国八十八ヶ所巡りでクダ巻いてた頃が懐かしい』



作品内で大阪の蒲生とか

現在もある地名が出てきた時は

テンションあがりました。


あと北海道民としての性なのか

大泉洋さんがテレビに出てくると

「大丈夫か? 全国区だぞ。頼むぞ」

みたいな感じでつい見守ってしまいます。



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先の方に終点が見えてきました。





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横にあった掲示板。

「こども110ばん」のポスターまで

真田仕様になってました。


こだわってるなあ。



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また顔出し看板を発見。

これだけあるって事は

それなりに需要があるのだろうか。




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先ほど見かけた

三光神社の旗が立ってました。

読み方は「さんこうじんじゃ」です。



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この辺りから

アーケード商店街でありつつ

普通の民家などが出てきました。




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出口に近づくに連れて

人の数も少なくなっていきました。




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急にラーメン屋の張り紙が。


『トンコツかな。美味しそうだ』

『ええなあ。食べてく?』

『この私が足を痛めてる事を忘れるな』

『ここまで歩いたんやから平気やろ』



平気なもんか。
我慢してるんだ。

ピンポイントで踏みやがって。


常人なら気絶してるぞ。

私が無敵の肉体でよかったな。



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三光神社の旗。

眞田丸バージョン。

カッコイイな。



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終点。

左側にJR環状線の高架が見えてきた。




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アーケードから出てみた。

JR高架下に

結構古そうなお店や事務所が並んでる。

なんか面白い作りだなあ。




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そんなわけで

「玉造日之出通商店街」

これでおしまいとなります。



下町の雰囲気が漂う商店街で

ゆっくりと楽しめる場所なので

是非訪れてみてください。



※この記事の写真は2017年12月に撮影したものです。


【玉造日之出通商店街】
※マップのポイントの少し西側です



最寄り駅は
JR環状線・玉造駅
地下鉄・玉造駅