この日は大阪キタの中心地「梅田」のお隣
「中崎町」を訪れました。
中崎町は昭和の古い家並みが残る町。
その古い家=古民家を利用した
カフェや雑貨屋などが軒を連ねる
古くて新しい大阪の隠れ観光スポットです。

その中崎町のほぼ中央にある「済美公園」。
ここで「旧町名継承碑」を見つけました。

「旧町名継承碑」っていうのはこんな石碑。
昭和時代の区画整理などで消滅した
昔の町名を伝えるために
大阪市が設置している石碑です。
普段は植え込みの中とかにひっそり隠れてます。
見つけたら2ポイント獲得!

こちらが正面。
消滅してしまった町名と
その経緯が書かれています。

ここには「葉村町」という町名があったようです。
読み方は「はむら」かな?
詳しい説明は写真をご覧ください。
葉村町にだけ関わる部分だけ下に抜粋しておきます。
「葉村町」
大正13年6月
本庄葉村町、本庄横道町、本庄東権現町の
各一部を統合して「葉村町」となった
昭和53年2月
住居表示の実施により葉村町は
中崎西一~二・四丁目、中崎一・三丁目、万歳町の各一部となる。
町名の由来は
東葉村、西葉村の旧村名からとったもの。
この公園のすぐ近くに
「葉村温泉」という古い銭湯がありますが、
おそらく当時の町名からとった名前でしょうね。

公園内は至って普通。
よくある町の小さな公園ですね。

公園の端にポツンとあるので
案外気付かずに通ってしまいそうになります。
見かけたら
「これ旧町名継承碑って言うんだぜ」
って友達に言ってみてください。
たぶん
「ああ、そう・・・」
って返ってきます。
せつない・・・。
※この記事の写真は2017年12月に撮影したものです。
【旧町名継承碑「葉村町」】
最寄り駅は
地下鉄・中崎町駅
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