JR桜ノ宮駅近くに「源八橋」という橋があります。
「あります」とか言われたところで
「はあ・・・」って感じだと思います。
そんな方のために写真を撮ってきましたよ。
これが「源八橋」です。
「はあ・・・」って感じだと思います。
今思ったよね?
京都の渡月橋とか観光地になるほどの有名な橋ならともかく
こちらは特に目立たない普通の橋。
そもそも大半の人は橋を渡る時に
橋の名前なんていちいち気にしないと思うので
渡った事はあっても名前なんか知らないっていうのはザラにある事かと思います。
私もそんな感じです。

その源八橋がある川沿いに
「源八渡し跡」という碑がありました。

この碑の横には
「日羅公之碑」という大きな石碑があります。
「むしろこっちが気になる」という方は
一昨日記事にしたのがありますので
下記のリンクをご覧くださいまし。
>>大阪市北区天満橋「日羅公之碑」<<
日羅さんの大きな石碑に隠れて
ひっそりと佇む「源八渡し跡」の碑。
ちょっと可愛いね。

正面から見た碑。
しっかりした土台の上に建ってます。

右側面。
説明が刻まれていました。
短いのでそのまま書き起こします。
この地は昭和11年6月に橋がかけられまで
古くから源八渡しの船着場であった。
江戸時代から明治のなかごろまで、両岸の堤に桜並木が続き花見客でにぎわった。
源八橋が出来るまでは
船着場があって、この大川を船で渡っていたようです。
船着場があって、この大川を船で渡っていたようです。
この碑はその跡地を示す記念碑なんですね。

碑の裏側。
昭和62年3月に建立された模様。

石碑と源八橋を一緒に撮影してみました。
ちなみに一緒に来ている嫁のまーさんは
日羅公の石碑の前で惣菜パンを食べていて、
ハトの群れにたかられていました。

源八橋の反対側。
こちらにはJRの高架があります。
写真を撮っているとちょうど電車が通りました。

奥に見えるのが対岸の都島区。
昔はこの大きな川を船で渡っていたのだと思うと
なかなか感慨深い。
橋が作られて便利になったんだなあ
と心から感じます。

右下のハトのヤツめが、
「橋に感謝したならせめて名前くらいは覚えろ」
って言ってました。
「源八橋」の名前、しっかり記憶に留めておきます。
※この記事の写真は2017年11月に撮影したものです。
【源八渡し跡】
最寄り駅は
JR環状線・桜ノ宮駅
コメント