この日は大阪キタの繁華街「梅田」を訪れました。
その梅田駅(大阪駅)から見て東側に、
結構長めのアーケード商店街があります。
こちらがその「阪急東通商店街」。
今回はこの商店街を散策していきます。
梅田の歓楽街と言えば「北新地」を想像しますが
こちらの商店街も歓楽街に近い形態。
夜になると飲食店やBARが本格的に動き出して
多くの人で賑わう盛り場となります。
ちなみにこの道を右に曲がると
神社
キリスト教会
キャバクラ
ホストクラブ
オカマバー
などが混在しています。
その事を一緒に来た嫁のまーさんに話すと
『すごいな! 迷える子羊だらけやん!』
と言ってました。
この場を借りてお詫び申し上げます。
商店街の中へイン!
この東端の一帯は接待系飲食店が多いです。
ただいまの時間は昼を過ぎた辺り。
夜が来るまでは静かで、人通りもまだ少ない。
SEGAのゲームセンター。
シャッターが閉まってるように見えますが
奥側の入口は開いていてバリバリ営業中です。
一時期狂ったようにこのゲーセンに通っていて
営業時間ギリギリまでいた日もあったなあ。
ちょっと歩くと店舗の並びが居酒屋などに変わっていきます。
北新地のような高級歓楽街に比べ、
こちらは大衆的な歓楽街といった感じ。
左側に入った路地。
雑居ビルにはスナックやBARなどが店を構えています。
右側に入った路地。
こちらはホテル街ですね。
男とか女とかオカマとかを
あの手この手で連れ込む場所です。
アーケードに戻りましょう。
人通りが多くなってきました。
商店街にひしめく居酒屋さんがランチを提供しているので、
実はこの辺りはランチの激戦区だったりします。
実はこの辺りはランチの激戦区だったりします。
半袖や薄着の人ばかりが歩いているのは、
散策したのが9月だったからです。
散策したのが9月だったからです。
道行く皆様の季節感覚はいたって正常です。
『うお、車が来た』
『大丈夫なん? ここ狭いけど通れるんかな?』
小型トラックは商店街をよく通る業者なのか
駐車している車や自転車、看板に人の群れまでも
巧みに掻き分けて少しずつ進んでいきました。
巧みに掻き分けて少しずつ進んでいきました。
すごい技術だ。
そりゃ炭火焼鳥も280円均一になるよ。
オシャレなお店がありました。
『外装すごいなあ・・・』
『家の玄関もこんな感じにする?』
『ウチの狭さなら樽置くだけで家に入れんようなるわ』
まーさんの気にする要素 「樽」
ちょっと広めの十字路。
ここから正面と右側にアーケードが続いています。
ひとまず正面から進んでいき、
右側はまた後で行こうと思います。
正面のアーケード。
鮮魚系の飲食店が多くなってきました。
そういうルールなんだろうか。
アーケードの切れ目に到着。
左右にある地下への階段を下りると
梅田の地下迷宮「梅田地下街」に行けます。
待ち合わせスポットの「泉の広場」が
あるのもちょうどこの下辺り。
信号を渡りつつ振り返って撮影。
アーケードの看板は「東通り」のみ。
『この商店街の名前を分かってる前提での看板だねぇ・・・』
『初見だと何の東通りなのか分からんよね』
『上にもなんかイニシャルっぽいのあるで』
『あ、ほんとだ・・・』
失礼しました。
看板は「H・S 東通り」
『・・・初見の人、余計分からへんやろな』
『たぶん阪急・商店街でH・Sだよね』
『急にシャレっ気出たなあ』
地下街から出てきた人、
信号の向こう側から来た人、
みんな「H・S 東通り」に吸い込まれていきました。
アーケードが終わったので
道を戻って先ほどの十字路へ向かいます。
戻ってきました。
こちらが右側のアーケード。
まだまだ先の方までお店が並んでいます。
左上の看板を見ると
「阪急東中通商店街」となってました。
「中通り」が加わりましたね。
そんな事よりこの辺、美味しそうな匂いがする。
道がゆるやかにカーブしていてちょっと面白い。
こちらのアーケードに入ると
店舗のスペースが広そうな居酒屋が増えてきました。
大阪の商店街ではよく見かける、
和風建築の建物もあって落ち着いた雰囲気があります。
通っている時に見つけた、手作り料理「やえがき」。
『このやえがきってお店、扇町公園の石碑と関係あるかな?』
『扇町公園? 何やったっけ?』
『高速の入口にあった八重垣大明神って石碑』
『あー!』
『看板のお猪口も「八重垣」で漢字一緒だ』
『・・・いや、さすがに関係ないやろ』
『扇町公園、ここから結構歩くやん』
『扇町公園、ここから結構歩くやん』
『ちょっと店入って聞いてきてよ』
『なんでウチが行くねん、ってかお店夕方からしか開いてへんよ』
『なら店が開くまでここで待つんだな』
『そんなに待てへんから、ってかなんでウチが聞きに行く流れになっとんねん』
『あーだーだうー』
まーさんと手を繋いでるウチの子が
「あーだーだうー」と仰られたので
聞き込みは諦める事にしました。
珍しい名前だし、
八重垣大明神という石碑を管理しているのが商店街の入口辺りで話が出てきた神社なので、
範囲的に見て関わりあるのかなと思ったんですよね。
八重垣大明神という石碑を管理しているのが商店街の入口辺りで話が出てきた神社なので、
範囲的に見て関わりあるのかなと思ったんですよね。
多分無いと思いますけど・・・。
あ、以前記事にまとめた時の
リンクを貼っておきますので良かったらどうぞ。
横にあった「やえがき」のメニュー。
風変わりで面白美味しそうな創作料理ですね。
今度機会があれば行ってみよう。
途中で路地を挟みますが
まだまだアーケードは続いています。
左側の路地。
こちらも飲食店やBARが並んでいます。
奥に見える赤い物体は「HEP FIVE」の観覧車。
複合商業施設の屋上に作られているという面白い観覧車で、梅田の街並みが一望出来ます。
アーケードの終わりが見えてきました。
左を向くと
鹿児島料理の居酒屋「薩摩八郎」。
入口にいた西郷隆盛と犬の像に惹かれて
なんとなく写真をパシャリ。
『犬めっちゃ可愛い顔しとるなあ』
『西郷さんもちょっと顔がゆるいね』
『ホンマや、犬の散歩してるそこらのおっちゃんみたいやな』
『よく見たら犬のロープだけ本物だ』
『まあ西郷さん本物でも困るけどな』
『あと日替わりの「鶏もも炙りおろしポン酢」てのが美味しそうで食べたい』
『680円! 安っ!』
お昼済ませずに散策すればよかった・・・。
アーケードが終わりました。
「阪急東中通商店街」はここでおしまいです。
『ところであそこの「大東洋」って建物の看板、通る度に「大泉洋」に見えるんだよね』
※大泉洋は北海道のローカルタレント。全国区にも出没する。『北海道民の悲しい性質やな・・・』
『そう言われたらウチも見えるようになってきた』
『北海道民と結婚したがゆえの悲しい性質だな』
『大泉洋、キャラ濃いからなあ・・・』
このブログを見に来た人も
大東洋=大泉洋
の呪縛に掛かりましたよ。
商店街側を振り返ると看板がありました。
もう一度商店街を通って戻っていきます。
『そういえばこの辺りに、ぼったくりガールズバーあるらしいよ』
『えー、この辺にあるん?』
『もうちょい梅田寄りかもしれないけどね』
『前の会社にいた自称元ホストNo.3の人が罠に掛かって、お金と上着むしり取られたって言ってた』
『・・・え?』
『で、年下の先輩に「給料日までお金貸してください」ってお金借りて「助かったぁー」ってホクホク顔で喜んでた』
『んで、その日の夜に泥酔してこの辺の道端で朝まで爆酔して、借りたお金入った財布落としたんよ』
『ちょ、ちょ待って!? 情報多いっ!』
『なんやのその人っ』
『会社ではWEBデザイナーをやってた』
『おぅぁ? えぇ? ますます分からん! 情報増やすなっ!』
『じゃあこの話はやめよう』
『整理しろっちゅーねん! 途中でやめるな!』
やめた。
帰り道で気づきましたが、
小さなお地蔵さんがひっそりと佇んでました。
これにて
「阪急東通り商店街」の散策はおしまい。
としたかったのですが・・・。
帰って来てから調べてみると、
信号を渡った先にもアーケード商店街があり
どうやらそこも「阪急東通り商店街」の範囲だったようです。
アーケードがある事は知っていたのですが
大きな通りを隔てた先にあったので
完全に別の商店街だと思い込んでました。
今度改めて、撮影し損ねてしまった商店街も含めた記事を用意しようと思います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
※この記事の写真は2017年9月に撮影したものです。
【阪急東通り商店街】
最寄り駅は
JR大阪駅
阪急線・梅田駅
大阪市営地下鉄・梅田駅
大阪市営地下鉄・東梅田駅
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