この日は
大阪ミナミの繁華街「難波」を訪れました。


地下鉄なんば駅からニョロリと地上に出て、

アーケードのある「戎橋筋(えびすばしすじ)商店街」を歩き、

道頓堀方面へと向かっていくと・・・。



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「法善寺(ほうぜんじ)」の表参道の筋に入る事ができます。

正式名称は
「法善寺 水掛不動尊 表参道」ですね。


大阪を紹介するテレビ番組などで、

苔(こけ)がビッシリと生えた石仏に、
柄杓の水をバシャッと掛けているシーンを見た経験はありませんか?

それが法善寺の水掛不動尊(みずかけふどうそん)です。


法善寺は道頓堀や難波などの繁華街の中心にあり、

大阪の観光スポットとしてよく知られています。



今日はその法善寺と
その周辺にある商店街を散策していきます。



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参道にちょっと入り、振り返って撮影。

この左右に伸びているアーケードが「戎橋筋商店街」です。

2つ隣の筋にもアーケード商店街があり、
そちらは「千日前商店街」という別の商店街です。


千日前商店街は以前記事で紹介したので
よければこちらをご覧ください。




どちらも道頓堀へと繋がっていて、
どちらも途中の筋から法善寺へと向かう事ができます。



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法善寺の表参道となるこの場所は
「南地中筋商店街」というらしいですね。

大阪新世界の串カツ店として有名な
「串かつだるま」がこの横断幕を寄贈した模様。

人情の厚さを感じられる。

あそこの串かつは衣が独特で、
ソースによく絡んで美味しいんだよなあ。



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向き直って表参道を進んでいきます。

づぼらやのフグのオブジェが
大阪っぽさを引き出してますね。



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とにかく飲食店が軒を連ねています。

道頓堀に辿り着く前に食い倒れる勢いだ。



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歩いていると細くて狭い「中筋横町」という路地を発見。


『なにこれ気になる・・・』

『・・・え? 行くつもりなん?』


一緒に歩く嫁のまーさんが眉間にシワを寄せました。

たしかに女性からすれば抵抗ありそうな道。

それに私達はベビーカーを押して歩いているので、この道はちょっと通れなさそうです。


『せっかくだから一人で行ってみるよ』

『ここで待っといて』



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こちらが中筋横町とやらの奥。

何店か店舗があり、すぐに行き止まりになりました。



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この絵はなんだろう?

日が差さない薄暗い路地にこの絵はちょっと怖かったです。

詳細は不明。



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『なんか変な絵があった』

『変な絵・・・?』


まーさんに撮影したさっきの絵を見せる。


『うわっ!? なにコレ怖っ』

『商売繁盛とかのゲン担ぎかな?』

『知らない・・・行かんでよかったわぁ』


行った人の前でそういうこと言うのはどうかと思う。

どうかと思うよー。




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少し進んだ先にもう1つ路地がありました。

こちらは「利兵衛横町」というお名前。

奥まで行ってみましたが、
別の通りに出てしまったので引き返しました。



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南地中筋商店街はほどなくして終わり。

突き当たりに法善寺の看板が見えてきました。



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右側の道。

先ほどちょっと話題にした
「串かつだるま」の支店がありました。

奥にはビックカメラの看板が見えます。



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法善寺の看板と一緒に並ぶ石碑。

法善寺の水掛不動尊はどうやら
浪速の三大不動尊と呼ばれているようです。


不動尊=不動明王

迷いを断ち切る、悪いモノを退散させる
という仏だそうですが、
基本的にはどんな祈願でもご利益をもたらしてくれるようです。


『という事らしいので、どんなお願いしてもいいみたい』
※無知なのでその場で調べた

『水掛不動、万能やな!』

『でも欲深いと叶えてくれないかも』

『それはそうやな。慎ましくせんとな』

『小銭くださいとかかな』

『小っさ!』

『水掛不動さんに「そんなん願うなら入れた賽銭貯金でもしとけ」言われるで』


そんなこと言う水掛不動イヤだなぁ・・・。



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石碑の右側。

「俗に水掛不動とも言います」
と書いています。



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石碑の下側。

「法善寺」と刻まれていました。
この部分はかなり古そう。

状態から察するに
上の石碑部分は後から継ぎ足したもののようですね。



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門をくぐったすぐの場所にあった石碑。

大阪出身の文学者・石濱恒夫さんの作詞碑のようです。



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境内にある「夫婦善哉(めおと ぜんざい)」のお店。

ぜんざいを注文すると、
2椀で1セットのぜんざいを提供してくれます。

カップルで食べると円満になるんだとか。

歩き回った体にほどよい甘さが染み渡る味。

添え物の塩昆布も美味しいよ。



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こちらが「法善寺」

この日は観光客や地元の人で賑わっていました。

空いてる時もありますが、これより混んでいる時もあります。

タイミング次第ですね。



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写真中央にあるのが水掛不動のお堂

誰が最後尾なのか分からないので、
写真の右端に見える赤い石畳の通りに向かってみます。



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こちらが水掛不動のお堂右側の建造物。

なかなか荘厳な雰囲気・・・。

通りの両面に石仏があり、階段を上った先に石碑があります。

やはり水掛不動がメインスポットになるためか、こちらにはほとんど人がいませんでした。



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横に案内板がありました。

詳しい説明はこちらに書いてある通り。

要約すると
仏様に守られながら恐れず白道を進むと極楽に行けるよ。
という事だそうです。



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向かって左側の石仏。



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こちらが右側の石仏。



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階段を上がった先。
凡字の刻まれた門の先に石碑があります。



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「南無阿弥陀佛」と刻まれた石碑。

両の卒塔婆には
東日本大震災の被災者供養と被災の復興祈願が書かれてました。



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水掛不動のお堂に戻ってきました。


『・・・さっきより人増えてへん?』

『そうだね、外国の観光客がいっぱいいるね』


人が少なくなってから
ゆっくり写真を撮ろうと思っていたけど無理そう。

最後尾っぽい人の後ろに並ぶことにしました。



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こちらが法善寺の水掛不動

とにかく苔がすごい。

背面の炎と、右手に持つ剣で
かろうじて不動明王像であると認識できる。



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水掛不動の両隣にも石仏があります。

法善寺のホームページを確認すると

矜羯羅童子(こんがらどうじ)
制多迦童子(せいたかどうじ)

と書いていました。



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前の人に習って
左の童子、右の童子、水掛不動の順番に
水を掛けていきます。


『人すごい多かったねぇ』

『どんどん後ろに並んどったわ、今日混んでるなあ』


正面からの写真をもっと上手に撮りたかったのですが、

参拝の列がどんどん伸びていったので

ササッと撮って水掛不動の前から退散しました。



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こちらは水掛不動の裏面側。

明治14年6月に建立と刻まれていました。



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水掛不動の左側にある「金毘羅天王」のお堂



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このお堂には井戸があり、
古い汲み上げ式のポンプを動かして水を汲む事ができます。



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ちょうど
外国人観光客の方が水を汲んでました。



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井戸の横側に細い路地がありました。


『うーん、ベビーカーは入られへんな・・・』

『ちょっと見てくるから待ってて』


まーさんにはここで待ってもらって
一人でニョロリと路地に入り込む。



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こちらにはお地蔵さんがありました。

水が染み出してくる仕組みになっているらしく、腰の下辺りには苔が生えてます。



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「慈愛地蔵尊」というお名前。

由来や説明が刻まれていました。



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隣には「大阪都市景観建築賞」特別賞と書いた記念碑が。

景観という事なので、この辺り一帯に対する賞なのかな。



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すぐ近くには井戸のような形の建造物がありました。

ちょっと卍型にも見えますね。



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この先を進むと「法善寺横町」に出ました。

後からまーさんと行く予定の場所なので
元の道に戻ることにします。



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水掛不動の横を通り抜ける道。


『こっちが裏参道になるんかな』

『さっきの道が表参道だからそうだろうね』


この道を進んで行くと、
「千日前商店街」へ出る事ができます。

この道は夜になると街灯が灯って、
また違った雰囲気を見せてくれます。




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おまけ。

こちらが夜の風景。

古き良き時代を彷彿させてくれる
美しい通り道に変化します。



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「法善寺」の看板にも明かりが灯っています。



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大阪ミナミの繁華街の中心にある「法善寺」

昼も夜も面白い姿を見せてくれるので、
ぜひ一度訪れてみてください。


次回は「法善寺横町」などを散策していきます。




ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

※この記事の写真は2017年9月に撮影したものです。


【法善寺】