本日の記事は 道頓堀 散策の続きから。
道頓堀の東端からグリコ看板で有名な「戎橋」を目指して歩いていきます。
今回は、ちょうど道頓堀の中央辺りからの再開となります。
昨日の記事についてはこちらをご覧ください。
遅めの昼食を終えて行動開始。
店の外に出てみると相変わらず人で賑わっていました。
グリコ看板のミニチュア版が現れました。
「ぐりこ・や」というグリコ公式のお店です。
大阪らしさに溢れたお土産がいっぱい売ってました。
『寿司でっか!』
『うわ手でかっ! こわっ! でかっ!』
嫁のまーさんと一緒に驚いた「元禄寿司」という回転寿司屋さんのオモシロ看板。
私達が指差しているのを見て、看板に気付いた外国の方が
『ワォ! スシィィッ!』と叫んで笑ってました。
ちなみにこちらの元禄寿司は回転寿司発祥のお店だそうです。
創業者の方が、ビール工場を見学した時に見たベルトコンベアからヒントを得て開発したのだとか。
看板に「元祖・廻る」と書いてるのはそのためでしょう。
『ゴチャゴチャしとんなあ・・・』
『それは人? それとも看板?』
『・・・うーん、両方やわ』
この雑多な具合が大阪の繁華街って感じがして良いですね。
いかにもベタな観光地という雰囲気が漂っていて最高です。
『あれを見てくれ、しすざんまいの看板だ』
『ん? すしざんまいやろ・・・? うわほんまやっ! しすざんまいや!』
社長さんの笑顔が輝く「すしざんまい」の看板。
「すし」はモチロン縦読みです。
寿司屋で24時間営業とはすごい・・・。
この「すしざんまい」の看板を目印にしておくと、大阪名物にもなっているあのキャラクターに出会うことができます。
看板の下に「中座くいだおれビル」と書いてあるので、「あのキャラクター」とか出し惜しみしてもすぐに分かってしまいますよね・・・。
あの浮かれてる格好の彼がそう。
大阪の名物キャラクター「くいだおれ太郎」です。
こんにちは~。
あっ、そっち向くな!
よーしいいぞ太郎。
それでいいぞー。
それでいいぞー。
元々は「くいだおれ」という屋号の飲食店の宣伝のために作られたマスコットキャラクターだそうです。
残念ながら2008年、建物の老朽化などを理由にくいだおれは閉店。
それから流れに流れて、くいだおれ太郎は現在このビルで毎日太鼓をポコポコ叩いています。
くいだおれ太郎が観光客に囲まれて、珍獣並みの扱いで撮られ始めたので退散。
移動を再開します。
この辺りはお土産屋さんが軒を連ねています。
大阪限定のガチャガチャ。
ラインナップにある大阪城が欲しかったのですが、
小銭が無かった上に両替してもらおうにもお店が人で溢れ返っていたので諦めました。
お土産屋さんの向かいには、巨大なタコとたこ焼きの看板がありました。
『あのタコ、これから切り刻まれて焼かれる運命なのに「テヘヘッ」ってのん気に頭掻いてるよ』
『恐ろしい想像でタコ見つめるな・・・可哀想になってくるやん・・・』
『ジュウー、ジュジュゥー! 熱いやめて』
『やめーや』
『・・・タコ焼き買う?』
『買われへんわ!』
少し進むと飲食店の「くいだおれ」があったビルに着きました。
現在はお土産屋さんになっているようですね。
どこ見てもだいたい太郎がいます。
3Dのように飛び出す「大阪王将」の餃子看板。
『あ。餃子美味しそうやなー』
『ジュウー、ジュジュゥー! 熱いやめて』
『いやいや、餃子は喋らへんから』
『タコも喋らないでしょ?』
『・・・・・・・』
『・・・タコは・・・喋んねん・・・』
『・・・ああ、そうなんだ・・・』
タコは喋るそうです。
そろそろ「戎橋」に近付いてきました。
関東では発売が終了になってしまったカール。
大阪の道頓堀に来れば元気なカールおじさんの姿をいつでも拝むことができます。
3店舗目の「かに道楽」。
こちらが本店です。
店頭の屋台でカニの足などを炭火焼にして売っています。
この日もカニの焼ける香ばしい匂いが・・・。
振り返るとTUTAYAとスターバックスがあります。
このTUTAYAとスタバがあるビルの横から「戎橋筋商店街」に入れます。
アーケード型の商店街で、真っ直ぐ進むと「なんば」の方まで続いています。
この戎橋筋商店街と対面にあるのが「戎橋」。
目的地に辿り着くことができました。
正面、戎橋を渡り切るとこれまたアーケード型の「心斎橋筋商店街」があります。
戎橋名物のグリコ看板。
ここはいつ来ても観光客で溢れ返っています。
大阪府外で暮らしている方も、この光景には見覚えがあるのではないでしょうか。
テレビでよく見る大阪の風景です。
私はここに来る度に「ああ、大阪に住んでるんだなぁ」と改めてしみじみと感じてしまいます。
こちらはグリコ看板と反対側の風景。
テレビでピックアップされる事は稀なので、実際にここまで来ないとなかなか見られない絵面です。
「へー。反対側はこうなってるのか」
と思ってもらえたら幸いです。
戎橋の中央から、歩いてきた東方向を向いてみる。
観覧車、本当に目立つなぁ・・・。
グリコ看板の写真を撮る人々を撮る。
大阪の町を楽しんでいってください。
というわけで、2日間に渡る道頓堀の記事はおしまいです。
地元の方にも府外の方にも
「道頓堀に遊びに行ってみたい」と思ってもらえたら嬉しいです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
※この記事の写真は2017年9月に撮影したものです。
【道頓堀】
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