この日は西区にある
大阪メトロ・ドーム前千代崎駅の
※(ドームまえ ちよざき えき)
周辺を散策しました。
その名前の通り、
「京セラドーム大阪(旧・大阪ドーム)」の
最寄り駅として知られる場所です。

駅を出て、大正区へと続く
南方面に向かっていると……。
大きな建物の前に
少し古そうな石碑を発見。

石碑には
「大阪ガス 発祥の地」
と書かれていた。
どうやらこの場所は、
近畿地方一帯のガス供給を担っている
大阪ガスの始まりの地のようだ。

そういえばここ、大阪ガスの会社がある所やな。
急にしゃべり出したこの人間は
一緒に歩いてた嫁のまーさん。
生まれた時から現在に至るまで
大阪ガスのお世話になっている
ガスの申し子・まーさんです。

ガスの申し子が言った通り、
石碑が建っていたのは
「大阪ガス ハグミュージアム」の前。
ガスがある生活の情報発信をテーマにした
体験コーナーやイベントなどがある
ショールーム形式のミュージアムです。
見学は自由で、入場料も無料だよ!

石碑に戻る。
付近に案内板などが見当たらないので
裏側を確認してみることに。

石碑の裏側。
碑文が刻まれていた。
一部判読できない部分があったけど
内容は以下の通り。
「大阪ガス発祥の地」※(おおさかガス はっしょうのち)明治38年(1905年10月19日)この地に建設された「岩崎町工場」から、
大阪市内の3200戸余のお客さまに初めてガスの供給が開始された。この当社発祥の地が、今?大阪の文化情報の発信?点として
大きく生まれ変わることを記念し、この碑を建立する。平成9年3月大阪ガス株式会社取締役社長 領木新一郎※(『?』の部分は判読できませんでした)
明治38年にガスの供給を開始して
「大阪ガス」は一大企業まで発展したわけですね。
大阪ガスの沿革を確認すると
明治30年(1897年)に会社を設立。
供給まで8年の歳月があったようです。
最初に供給されたガスは
市内各地のガス灯にも使われたそうで
文字通り、街に明かりが灯った瞬間でした。

石碑の場所から南方向、
京セラドーム大阪の南側には
巨大なガスタンクが3つ並んでいます。
この球体型のガスタンクは二代目で、
初代は円筒型だったとのこと。
……というかこの写真…なんだ?
撮影した記憶がない…。
何でiphoneに保存されてたんだろう?
怖っわ!
怖いけどガスタンクが風船みたいで
カワイイから載せとこ。
変なモン写り込んでたらごめん。

地域の暮らしの利便性に貢献した、
大阪ガスの偉業を称える
「大阪ガス発祥の地」の石碑。
近くを通り掛かったら
ぜひ眺めていってみてください。
※この記事の写真は2020年7月に撮影したものです。
【「大阪ガス発祥の地」の石碑】
最寄り駅は
大阪メトロ・ドーム前千代崎駅
駅から南の「大阪ガス ハグミュージアム」前に石碑があるよ!
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