この日は東大阪市にある
「布施本町商店街(フラワーロード)」を訪れました。
※(ふせ ほんまち しょうてんがい)

こちらは近鉄・布施駅。
前回から登場している駅なので
見慣れてしまった人もいるだろうけど、
何度でも出てきます。布施駅です。

写真は前回紹介した
「ブランドーリ ふせ」。
布施駅から少し西へ進んで
北方向に出てきた商店街です。
……実はこの写真の反対側、
南方向へ振り返ってみると……。

駅の高架を抜けた先に
別のアーケード商店街がありました。
というわけで、今回はこちらの
「布施本町商店街(フラワーロード)」
を散策していきます。

商店街の出入口。
南方向に道が続いていて
「布施戎神社」にも通じている。
※(ふせ えびすじんじゃ)
こっち側にも商店街があるとは思わなかった。
布施は大きな街やからなぁ。
一緒に来た嫁のまーさんと
さっそくアーケードの中へ入ることに。

入ってすぐ左手の所に「お堂」を発見!
「足代安産地蔵尊」という
※(あじろ あんざん じぞうそん)
お地蔵様のお堂で、
東大阪市の文化財に指定されているとのこと。
安産って書いてはるけど、散策中の安全祈願しとこかー。
そうだね。
えーと…車に轢かれませんように…。
具体的過ぎてイヤなお願いやなぁ…。
無事に帰れたので
願いを叶えてくれたんだと思う。

向かい側を見ると、駐車場の壁に
「商店街マップ」が描いてあった。
商店街マップという名だけど、
ほぼ戎神社への案内のみとなっている。
昔は商店名も書いてあったのかな?

タピオカミルクティーのお店、
「生タピオカ専門店 幸茶」。
メニュー看板に書いてあった
『アボカド ヤクルト』という商品の
味の想像が出来なくてすごく気になる。

お隣にあったアウトレット店。
「布施日替わり店舗」と書いてあるので
レンタルスペース的な形式だと思われる。
マスクが安くて人が集まっていた。

商店街と同じ名前を持った
「布施本町薬局」。
比較的新しそうな看板だけど
お店の内装から老舗感が漂っている。
創業年数が長そうな感じだ。

大阪の商店街を歩くと
結構な確率でお目にかかれる
お菓子のデパート「よしや」。
明治のお菓子、めっちゃ推しとるな。
カールおじさんがチョコレート勧めてくるの初めて見た。
ここはスーパーとかでは
あまり見かけない商品があったりするので
実はレアお菓子の穴場です。

昭和の雰囲気が随所にあふれる
「おもちゃ館 カツラヤ」。
レトロ好きな人なら
間違いなくグッとくるお店だ。
東大阪市の文化財に指定していただきたい。

よく見ると、オモチャ屋さんの隣の路地が
「二条通商店会」という
別の商店街になっていた。
おおっ!
分岐してるのか!
そういえば入口の横にも「一条通り」ってあったで。
何それっ!?
なんで教えてくれないの!?
気づいてるもんやと思っとったわ。
早く言いなさいよ!

入口の写真を持ってきた。
確かに「一条通り」と書いてある。
早く言いなさいよ!
なんなのあの子!

分岐していた商店街は
また日を改めて紹介する予定なので、
今回はそのまま進んでいきます。

こちらは
昆布専門店の「本不二屋」。
大阪は江戸時代から
昆布問屋が多かったため、
現在も昆布屋さんが各地にある。

オシャレな外観のお店があった。
こちらはフランス料理店の
「Papa noel」。
人気のお店のようで、
予約で満席になっていた。

洋傘・ショールの「ヒツジヤ」。
サンダルが沢山並んでいたので
一瞬、靴屋さんかと思った。

ご存知、コンビニの「ローソン」。
ごく一般的な規模の店舗なんだけど、
商店街は一軒家タイプの店舗ばかりなので
大きな建物のように錯覚してしまう。

お寿司屋さんの「福寿司」。
衣料品店の「おりーぶ」。
酒屋さんの「ウエスギ」。
……と、良い感じに商店街らしさのある
お店が軒を連ねていた。

アーケードがうねうね曲がっていて
何だか面白い。

看板がレトロで可愛い
「こぐま」というお店。
珍しいことに
手作りの七味唐辛子を販売していた。
布施名物だそうだ。

タオルなどの布製品を販売する
「カナヤ2」。
その隣には
「えびす日替わり店舗」という
アウトレット店があった。
もうマスクも普通に売ってるんやなー。
供給が安定してきたんだろうね。
少し前まで色々な場所で見かけた、
マスクだけをワゴンに並べている
謎の人達はどこへ行ったんだろう?

そのままの並びに軒を連ねていた
韓国料理屋さんの「チングⅡ」と
うなぎ屋さんの「もりや」。
色々な種類のお店が混ぜこぜで
面白い商店街だ。
面白い商店街だ。

右側へとカーブしていくアーケード。
キミ、結構曲がるね。
北側の「ブランドーリ布施」も
長い商店街だったけど、
ここ「布施本町商店街」も結構長い。

精肉・惣菜の「肉のやまじん」。
地元で有名なお店のようで、
コロッケやエビフライなどの
フライ物が人気のようだ。
コロッケええなー。
人いっぱい並んどるし、絶対美味しいやろね。
食べてみたいけど、最後尾はどこだろう?
初見だと法則が分からへんな…。
帰りに空いてたら寄ってみようか。
ちなみに帰りも人でいっぱいでした。

右手にあったジム施設、
「ティップネス布施」。
24時間営業のフィットネスクラブで
地元の利用客の自転車であふれていた。

「利客坊」という看板のお店。
タピオカミルクティーの
テイクアウト店だと思われる。
お店の名前、なんて読むんだろう?
分からへん…。
横の猫の絵がカワイイな。
めっちゃ小声で「おいしいよ!!」って言っとるで。
気になったけど
お店の人が見当たらなかった。
休憩中だったのかも。

貴様、まだカーブするの?

初めて見る百均を発見。
バラエティショップ「トマト」。
チェーン店ばかりが増える百均業界に
一石を投じてくれるであろうお店。

酒屋さんの「大西商店」。
『獺祭』などの有名なお酒が
店頭に並んでいた。

こちらはお茶屋さんの
「畠山翠蒼園」。
名前がめっちゃカッコイイ!

前を通るとダシの良い匂いがした
「宮良たこやき本舗」。
そのお隣には昔ながらなスタイルの
青果店「木下青果」が軒を連ねている。

青果店の角は路地。
こちらは「三条通り」という
またまた別の商店街になっていた。
路地ごとに一条・二条・三条って並んでるみたいだね。
あっちも長いんかなー。
ややこしくなってきた。
商店街めっちゃ多いな、布施。

アーケードの終点が見えてきた。
ずいぶん曲がった気がする。

左手に出てきた
天ぷら屋さんの「三ツ矢蒲鉾本舗」と
昆布屋さんの「浪花昆布」。
和な店舗が横並びになっていると
色合いが揃って良い感じだ。

愛嬌のある看板を掲げた
「サニヤン」。
お好み焼き・焼きそば・ひやしあめ など
大阪の味が詰まっている。

昔ながらの町の本屋さん
「松田書店」。
訪れたのは9月だったけど
もう来年のカレンダーが出ていた。

花屋さんの「HANAYA」。
分かりやすい名前やなー。
なんか前にもこんな会話をした気がする…。
そうやった?
同じ名前の花屋さんを
他の商店街でも見かけたような……。
どこだったかな。

老舗の看板と佇まいをした
布団屋さんの「マルヒフトン店」。
やはりアーケード商店街には
ほぼ布団屋さんが存在している。
何か理由があるんだろうか?

こちらも創業が長そうな感じの
「NO.1 布施薬店」。
店頭の陳列が整然としていて
美しく並んでいるのが印象的。

朝の7:30から営業している
喫茶店の「池田屋珈琲」。
わああああー!?
上に変なモンおるっ!!
えっ…どこ!?
2階!
2階の窓!!
・・・?
あの…ヘルメットみたいなヤツ?
!?
変なモンはオマエだ。

先へ進もうと思ったら終点だった。
ねぇ、さっきのってヘルメ……
うっさいわ!
ブログにウチのこと書いたらアカンで!
変なモンのことを書いただけだから
多分、大丈夫だ。
問題ない。
問題ない。

アーケードを出ると、
今度は「四条通西」と書かれた
商店街に繋がっていた。
どうやら「一条~四条」まで
4つの商店街が存在するようだ。
この条シリーズについては
また後日にでも。

……というわけで
「布施本町商店街」の散策は
これでおしまいです。
様々なお店が軒を連ねていて
買い物が楽しくなる商店街なので
ぜひ訪れてみてください。
※この記事の写真は2020年9月に撮影したものです。
【布施本町商店街】
最寄り駅は
近鉄・布施駅
駅から少し西に歩いて、南側を向くと商店街があるよ!
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