※更新が止まってごめんなさい。
 嫁のまーさんが倒れて慌ただしくなってます。



この日は大阪の観光スポット、

「大阪城」の周辺を散策しました。



少し前に「大阪城天守閣」

記事で紹介したばかりですが、

今回また来てしまいました。



0904_01

ここは「大阪城公園」の南東端。


JR環状線・森ノ宮駅の近くにある

「噴水広場」という場所です。


大阪城を含むこの大阪城公園は、

大阪市中央区大阪城という

とても分かりやすい町名になってます。



0904_02

この噴水広場の近くにある

ちょっとオシャレな外観のローソン

視線を向けると……。


案内板や看板にまぎれ込むように潜む

何やら見覚えのある石碑が……。



0904_03

やっぱり「旧町名継承碑」だ。


昭和時代の区画整理で消滅してしまった

昔の町名を現代に伝えるために

大阪市が設置した石碑です。


継承碑…大阪城にも置いてあったのか。

ホンマに市内ならどこにでもおるな。

この前、夜中にアイツが立って歩いてるところ見たよ。

狂気やろそんなん…。


一緒に来た嫁のまーさん

くだらない冗談を言いながら

継承碑を確認してみることに。



0904_04

この中央の青いプレート

旧町名の経緯などが書かれている。


芝生がキレイな緑色やで。
立って歩いた形跡ないやん。

え…知らんの?
こいつら浮くよ?

浮くんかっ!?


浮きます。



0904_05

継承碑によるとこの辺りは昔、

「杉山町」

という町名だった模様。


読み方は

「すぎやま ちょう」


詳細は写真をご覧ください。

「杉山町」に関する部分のみ

以下にまとめて記していきます。



「杉山町」
※(すぎやま ちょう)

明治12年5月
大阪府所管地・玉造定番下屋敷であった当町が、
東区「杉山町」となった。

明治22年4月
市制施行にともない、
大阪市東区「杉山町」となった。

昭和27年7月
森町の全域を「杉山町」に編入。
また馬場町と「杉山町」の各一部を相互に編入した。

昭和54年2月
住居表示の実施にともない「杉山町」は、
大阪城・森ノ宮中央一~二丁目の各一部となった。

町名の由来は
昔、この地に杉山が存在していたことから。




由来がかなり大雑把だったため

詳細を調べてみたところ、

明治以前、この地には杉の木が生い茂った

小山があったそうです。



町名の由来となったその杉の小山は、

明治初期に旧日本陸軍が

「大阪砲兵工廠」を建造した際に
※(おおさか ほうへいこうしょう)

削り取ってしまったとのこと。



山を削って軍需工場を建てるとは……。

激動の時代を感じる話ですね。



0904_06

継承碑の位置から北側を撮影。


杉山の代わりなのかは不明だけど、

現在は「市民の森」という

木がワサワサと生えた遊歩道がある。


あの森、夜中に通ると結構怖いよ。



0904_03

大昔、この辺りに

杉木の小山があったことを伝える

「杉山町」の旧町名継承碑



大阪城公園を訪れたら

ぜひ眺めていってみてください。



※この記事の写真は2020年7月に撮影したものです。


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【旧町名継承碑「杉山町」】



最寄り駅は
JR環状線・大阪城公園駅
JR環状線・森ノ宮駅
大阪メトロ・森ノ宮駅

森ノ宮駅の近く、大阪城南東の噴水広場に継承碑があるよ!