※更新が止まってごめんなさい。
嫁のまーさんが倒れて慌ただしくなってます。
この日は大阪の観光スポット、
「大阪城」の周辺を散策しました。
少し前に「大阪城天守閣」を
記事で紹介したばかりですが、
今回また来てしまいました。
ここは「大阪城公園」の南東端。
JR環状線・森ノ宮駅の近くにある
「噴水広場」という場所です。
大阪城を含むこの大阪城公園は、
大阪市中央区大阪城という
とても分かりやすい町名になってます。
この噴水広場の近くにある
ちょっとオシャレな外観のローソンに
視線を向けると……。
案内板や看板にまぎれ込むように潜む
何やら見覚えのある石碑が……。
やっぱり「旧町名継承碑」だ。
昭和時代の区画整理で消滅してしまった
昔の町名を現代に伝えるために
大阪市が設置した石碑です。
継承碑…大阪城にも置いてあったのか。
ホンマに市内ならどこにでもおるな。
この前、夜中にアイツが立って歩いてるところ見たよ。
狂気やろそんなん…。
一緒に来た嫁のまーさんと
くだらない冗談を言いながら
継承碑を確認してみることに。
この中央の青いプレートに
旧町名の経緯などが書かれている。
芝生がキレイな緑色やで。
立って歩いた形跡ないやん。
え…知らんの?
こいつら浮くよ?
浮くんかっ!?
浮きます。
継承碑によるとこの辺りは昔、
「杉山町」
という町名だった模様。
読み方は
「すぎやま ちょう」。
詳細は写真をご覧ください。
「杉山町」に関する部分のみ
以下にまとめて記していきます。
「杉山町」※(すぎやま ちょう)明治12年5月大阪府所管地・玉造定番下屋敷であった当町が、東区「杉山町」となった。明治22年4月市制施行にともない、大阪市東区「杉山町」となった。昭和27年7月森町の全域を「杉山町」に編入。また馬場町と「杉山町」の各一部を相互に編入した。昭和54年2月住居表示の実施にともない「杉山町」は、大阪城・森ノ宮中央一~二丁目の各一部となった。町名の由来は昔、この地に杉山が存在していたことから。
由来がかなり大雑把だったため
詳細を調べてみたところ、
明治以前、この地には杉の木が生い茂った
小山があったそうです。
町名の由来となったその杉の小山は、
明治初期に旧日本陸軍が
「大阪砲兵工廠」を建造した際に
※(おおさか ほうへいこうしょう)
削り取ってしまったとのこと。
山を削って軍需工場を建てるとは……。
激動の時代を感じる話ですね。
継承碑の位置から北側を撮影。
杉山の代わりなのかは不明だけど、
現在は「市民の森」という
木がワサワサと生えた遊歩道がある。
あの森、夜中に通ると結構怖いよ。
大昔、この辺りに
杉木の小山があったことを伝える
「杉山町」の旧町名継承碑。
大阪城公園を訪れたら
ぜひ眺めていってみてください。
※この記事の写真は2020年7月に撮影したものです。
【旧町名継承碑「杉山町」】
最寄り駅は
JR環状線・大阪城公園駅
JR環状線・森ノ宮駅
大阪メトロ・森ノ宮駅
森ノ宮駅の近く、大阪城南東の噴水広場に継承碑があるよ!
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