この日は中央区

大阪メトロ・淀屋橋駅の周辺を散策。
※(よどやばし えき)


駅周辺は「淀屋橋エリア」と呼ばれ、

大阪のビジネス街として知られています。



0826_01

駅のすぐ北側には

「土佐堀川」という川が流れていて、
※(とさぼり がわ)

ここはその土佐堀川と平行している

「土佐堀通」という道。
※(とさぼり どおり)



0826_02

土佐堀通を西に進んでいると……。


草に埋もれそうな

いつものアイツを発見。


「旧町名継承碑」だ。



0826_03

「旧町名継承碑」とは、

昭和時代の区画整理で消滅した

昔の町名を現代に伝えるために

大阪市が設置した石碑のこと。



市が油断して草刈りをサボると

こんな感じですぐに埋もれてしまう

悲しい存在です。


しっかりしろ、市。



0826_04


ウェ~イッ!!


めっちゃ草ウェ~イしとるやん。

写真撮るから、あの草ちょっと手で避けてよ。

虫が出てきたら怖いからイヤや!

出てきたらモンスターボールで捕まえな。

持ってへんわ!
ウチ、ピカチュウちゃうねんでっ!


ピカチュウそういうキャラじゃないから。

モンスターボール投げないから。

それサトシの役目だから。



0826_05

……草が邪魔で文字が読めない。


お願いだから草避けてよー。

あーもうっ!
しゃあないなー…!


嫁のサトシ…じゃなくてまーさん

文句を言いながら草を避けてくれた。

ありがとうサトシ。



0826_06

どうやら、昔この辺りは

「大川町」

という町名だったようだ。


読み方は

「おおかわ ちょうorまち」



詳細については写真をご覧ください。

「大川町」に関する部分のみ抜粋して

以下にまとめていきます。



「大川町」
※(おおかわ ちょうorまち)

明治初頭
当町は大坂三郷北組の「大川町」であった。

明治22年4月
市制施行にともない、
「大阪市東区 大川町」となった。

平成元年2月
東区と南区が合区して中央区へ。
さらに住居表示の実施にともない、
「大川町」北浜三~四丁目の各一部となった。

町名の由来は
この町の前を流れている土佐堀川・堂島川を
「大川」と呼び慣わしていたことから。




明治から昭和の終わりまで

この辺りはずっと

「大川町」という町名だったんですね。



0826_07

継承碑の奥には

「土佐堀川」が流れている。


……草に埋もれて見えないけど。



この土佐堀川をへさかのぼって行くと、

天神橋の辺りで堂島川と合流して

「大川」となる。


町名は無くなってしまったけど

由来である川の名前は未だ健在だ。



0826_02

ビジネス街の片隅にひっそりと佇む

「大川町」の旧町名継承碑



草が邪魔をするかもしれませんが

近くを通り掛かったら

ぜひ眺めていってください。



※この記事の写真は2020年6月に撮影したものです。


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【旧町名継承碑「大川町」】



最寄り駅は
京阪電車・淀屋橋駅
大阪メトロ・淀屋橋駅

MAPの「住友ビルディング」の北口正面に継承碑があるよ!