大阪市の東隣に位置する守口市。
※(もりぐち し)
この日は、そんな守口市にある
「新開地商店街(ララはしば)」
※(しんかいち しょうてんがい)
を訪れました。
「新開地商店街」のアーケード。
こちらの商店街は、守口市内を横切る
京阪本線・守口市駅から
少し東へ行った場所にある、
「西郷通」という小さな町にあります。
※(さいごうどおり)
商店街の公式サイトを見つけたので
詳細が知りたい方はこちらからどうぞ。
■ララはしば商店街(公式サイト)■住所:大阪府守口市西郷通
簡単な紹介が済んだところで
アーケードの中へ。
小さいながらも明るい雰囲気がある
地元に根付いた商店街という感じだ。
おっ!
結構お店がありそうだね。
美味しいパン屋さん、あらへんかなー。
パン好きの嫁まーさんと一緒に
商店街を観察しながら歩いていく。
言ってる側からパン屋さんが登場。
こちらは「ぱん工房 ラパン」。
こちらは「ぱん工房 ラパン」。
まーさんの願いが通じたのだろうか?
ふおぉー!!
おーっほっおおぉ~!!!
・・・・・・。
人というイキモノは
願いが通じると
言葉を置き去りにするらしい。
言葉を置き去りにするらしい。
昔からありそうな看板の
「山本化粧品店」。
店内にはカバンが大量に並んでいる。
パン屋あったからもうええやろ。
帰ろかー。
・・・・・・。
人というイキモノは……
……人かこれ?
鬼畜生じゃない?
オマエ今日しばらくその顔な。
オマエ今日しばらくその顔な。
お酒とお米の「オーシマモト」。
町の酒屋さんって
精米販売も兼業してることが多いよね。
こちらはリサイクルショップ。
店名が「便利屋」なのか
はたまた「役に立男」なのか……。
中を覗いてみると
昭和レトロな商品が沢山あって
良い感じのお店でした。
右手に出てきた大きな店舗は
スーパー「ベイ・はしば」。
名前からして地域にしかないタイプの
スーパーだと思われる。
「チャレンジショップ」と書かれた
露店売りのような雰囲気の青果店。
こっちのシャッター店舗にも
「チャレンジショップ」の文字。
どうやら「新開地商店街」では
空き店舗をレンタルして
出店できるイベントを行っている模様。
出店できるイベントを行っている模様。
なるほど。
それでチャレンジショップなんだ。
面白いアイデアやね。
問題は、どうやって人を誘致できるかだねぇ…。
そこやなぁ…。
駅から遠いのは結構シビアやで。
貼り紙を見たところ
「1日 2500円~」で出店できるとのこと。
フリーマーケットの出店価格並の安さだ。
工夫次第で化けるかもしれない。
スーパーから先は店舗が少なくて
シャッター街のような風景……。
ちょっと寂しい。
こちらの「木下商店」は
昔ながらな趣のある青果店。
ジャガイモが1盛で50円!
安っす!
昨日スーパーで150円で買ってもーたわ…。
買った直後に安いお店を見つけると
とても悔しい……。
柱に掲げられたペナント。
商店街では「ララカード」という
専用のポイントカードを発行している。
ちなみに定期的に登場する
「ララはしば商店街」というのは、
ここ「新開地商店街」を含んだ
周辺の商店街通りの総称とのこと。
アーケードと隣接する道には
「万来商店街」や「三和商店街」などがあり、
互いに協力して頑張ってるのだそうだ。
……頑張ってるけど
商店街の維持はやはり難しいらしい。
閑散としてきたなー。
チャレンジショップ…多いね。
看板が取れかけているここの薬局跡も
チャレンジショップになるのかな……。
老舗の佇まいをした
「マルヨシ クリーニング店」。
壁に賞状が沢山並んでいるので
優秀なお店に違いない。
向かい側にあった
著作権とかが少々気になる物件。
ここは地域の交流施設のようだ。
昭和な感じやなー。
ちぎり絵みたいやね。
ムー〇ンってあんなスライムみたいな色だっけ?
緑のとか確実に毒持ってるだろアイツ。
まあ、〇ーミンちゃうってことやろ。
そういう意味ではセーフやで。
でもド〇えもんとかアン〇ンマンは忠実な色だよ。
顔がちょい長やん。
あれもセーフや。
おおらかな時代の産物だと思うので
優しい気持ちで見てください。
こちらは「まんぷく食堂」という
こども食堂のお店。
お弁当も販売していました。
ここからアーケードが分岐。
そのまま正面(写真左)に続く道と
右へ伸びる道がある。
右の道は「新開地中央商店街」という
「中央」が追加された別の商店街なので
まずは正面に進むことに。
正面の新開地商店街ルート。
シャッター街状態になっていて
人通りも少なく閑散としている。
婦人服店と靴屋さんが
仲良く並んで営業中。
仲良く並んで営業中。
商店街の事務所を発見。
「ララはしば」の「はしば」って
「橋波」って書くのね。
事務所の前のアレは何だろう?
ウチもそれ気になっとった。
神輿に乗った…仏像やろか…?
木製の仏像。
妙にたくましいポーズをしていらっしゃる。
えっ…?
お賽銭入れないと殴る気…?
えぇ…。
さすがにそんなつもりのポーズちゃうやろ。
いや、本気の目してるよ。
ヤルよ。この人。
そんなん言うたらアカンやろ!
商店街の守り神様とかやできっと。
…いや、でも…いやァ…どう…やろうな?
そう言われたら…。
とりあえずお賽銭を入れた。
後になって正体が判明するけど
それはまた別のお話……。
お店の看板が無いファンシー雑貨店。
公式サイトを見ると
「ファンシーショップ はしば」
と記載されていた。
西側出入口付近。
この辺りはほぼシャッターが下りている。
向かい側も同じ状態。
商店街の端は寂れていることが多い……。
というわけで
アーケードの終点に到着。
アーケードを振り返った写真。
「新開地商店街」はこれでおしまいだ。
分岐していた場所に戻ってきた。
そんなに長くなさそうなので
「新開地中央商店街」も
まとめて散策してみることに。
中央商店街の様子。
50mあるかないかの小さな商店通りだ。
練り物惣菜店の
「蒲鉾・天婦羅 すえひろ」。
美味しそうな練り天が
1つ100円~ほどの価格で並んでいる。
そういえば大阪の商店街って
練り物屋さんが結構ありますよね。
土地柄の文化や歴史があるのかな?
路地裏に猫がいた。
おいで。
オヤツあるよオヤツ。
アカンな。
遠くに行ってもうたで。
めっちゃ警戒してる…。
何もくれないヤツって見破られたんやろな。
なかなか賢い猫だ。
着物屋さんの「やまもと」。
冬場には嬉しい「はんてん」が
店頭にセールで並んでいた。
可愛い子どもサイズもある。
こちらは和菓子屋さん「つくし」。
みたらし団子の看板が食欲をそそる。
ええなー。
え・え・な・あー。
遠回しに催促するのヤメテ。
もう終点が見えてきた。
中央の名を持つ商店街なのに
めっちゃ短い……。
食事処の「うえ村」。
町の定食屋さん兼居酒屋で、
地元の人に嬉しいお店。
ランチ営業が終わったようで
準備中になってました。
商店街の一番端にあった
「街の肉屋の焼肉店 ばんどう亭」。
ここだけ看板やら旗やらの気合が違う。
名前からして良いお肉を提供してくれそう。
アーケードから出る。
「新開地中央商店街」はここで終点だ。
中央じゃない方の商店街と合わせても
ちょっと短い印象だったなあ。
中央じゃない方の商店街と合わせても
ちょっと短い印象だったなあ。
……というわけで
「新開地商店街(ららはしば)」の
散策はこれでおしまいです。
駅から少し離れた小さな商店街ですが
色々と面白い試みをしているので
ぜひ訪れてみてください。
※この記事の写真は2020年2月に撮影したものです。
【新開地商店街(ララはしば)】
最寄り駅は
京阪電車・守口市駅
京阪電車・西三荘駅
守口市駅から東へ700mほど行くと商店街があるよ!
コメント