本日は、先日紹介した

「生野商店街」を散策した時に見つけた
※(いくの しょうてんがい)

別の商店街のお話です。



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JR環状線・寺田町駅北口から

大通りを南東へ歩いて行くと、

「生野商店街(生野本通商店街)

アーケードが出てきます。



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そこのほぼ向かい、大通りの反対側の所に

「源ヶ橋商店会」
※(げんがはし しょうてんかい)

というアーケード商店街がありました。

ここが今回散策する場所。


読み方は「げんがばし」と濁らずに、

「げんがはし」と読みます。



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信号を渡ってきた。

こちらが「源ヶ橋商店会」


薄暗い中に淡く光って見える

「源ヶ橋商店會」の看板の並びが

いかにも昭和の雰囲気を漂わせている。



ちなみに、さっきの大通りは

生野区阿倍野区の境目になっていて
※(阿倍野=あべの)

こちらは「阿倍野区」の領域



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さっそくアーケードの中へ。

薄暗くて狭い道に

シャッター街が広がっていた……。


わー、なんだココ…薄暗いなぁ。

すごい古そうやけど、入ってええんやろか?

人が歩いてるから大丈夫でしょ。

うん。まあそうなんやけど。

正直言うと、人が誰もおらんかったらウチはここ入らへんかったわ。

たしかに人が歩いてたから入りやすかったね。

こんなん、完全に廃墟やん…。


失礼なことを言う嫁のまーさん

アーケードの中を進む。



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天井のアーケードといい、

並んでいる建物や看板といい、

ちょっと過疎ってるだけの商店街とは

一線を画すほど年季が入っている……。



昭和の初めくらいの時代に

迷い込んだような気分だ。


なんかもう、すごい。

すごいの一言に尽きる!



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ここの商店街の風景にしては

少々垢抜けた感じがする

「ドレミ薬局」の看板。


音符マークの手作り感が好き。



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もう機能していない商店街なのか

営業しているお店が見当たらない。

……残念だ。



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建物の入口屋根に

看板照明の残骸らしきものがあった。


こちらのお店では

石鹸・日用品・地玉子を

取り扱っていたようだ。


どういう組み合わせだろう……?



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シャッターの前に

かなり年代物な台車を発見!


わー。めっちゃ古そうやなコレ。

すごいなー。
サビてるけど今でも問題なく使えそうな感じだね。

ホンマそれなー。
どっかで保存しとかなアカンヤツやで。


使い込まれ具合と

保存状態の良さが絶妙すぎる……。


昭和文化の資料館みたいな所で

展示されていてもおかしくない。



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右も左も年季の入った建物ばかり。


こちらは「マツエ洋品店」と

看板に書いてあるので

服屋さんだったようだ。



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それにしても古いなぁ。

老朽化の問題とか大丈夫だろうか?


もしかしたら、そう遠くないうちに

入れなくなるかもしれない……。



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伊藤ハムの看板や

ショーケースらしき面影が見えるので

ここは精肉店だったと思われる。



左側に換気ダクトがあるので

コロッケとか揚げ物も作ってたのかな?



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よく見ると各店舗の屋根の上に

プラ製の「洗い桶」みたいなものが
※(桶=おけ)

沢山並んでいた。


あの屋根にある桶ってなんだろうね。

うわ、ホンマやな!
めっちゃある!

雨漏りでもするのかな?

雨漏りやったら、桶程度だとどうにもならんのちゃう?

じゃあなんの桶だろう?
色んな店の屋根にあるけど。

んー、なんやろなー。

なんかこう…嫌な客が来たら上から水掛ける…とか?


メチャクチャ凶暴だな!

そんな鬼の所業をする

商店街があってたまるかっ!



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こっちも精肉店かな?


もしまだ営業していたら、

大阪のソウルフード「ホルモン焼き」

店頭で売ってそうな感じだ。

アレ美味しいよね。



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それほど長い商店街じゃないけど

とにかく「濃い場所」なので

長く歩いてるような錯覚を覚える。


…ゴホっ! ゴホっ!

なんか古い木の匂いせーへん?

そういえばそうだね。これ木の匂いだわ。

小学校の頃通ってたソロバン塾と同じ匂いだね。

そんなん知らんわ!
自分しか分からん例えを出すな!

うー。
めっちゃホコリっぽい…。
ゴホっ、ゴホンっ…!


転がってる自転車も

建物同様にホコリまみれだ……。

いつから転がってるんだろう。



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ここは和菓子屋さんだったのかな?


店舗の屋根と看板の間に

発泡スチロール箱が押し込まれていた。

そこ収納棚なの?



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「おもちゃ絵本 三島屋」

という看板のお店。


絵本を売りに出しているところに

レトロな時代背景を感じる。



相当昔に閉店してしまったのか

シャッターはサビていて

トタン屋根もボロボロになっていた。



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周囲とは一風変わった、

石造り風にDIYされた店舗跡。



屋根の上には例の「洗い桶」

なぜか「青ねぎの箱」があった。


この青ねぎの箱

商店街でかなり流通していたのか

そこかしこに置かれていた。



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フェンスに囲まれたエリアが出てきた。

「頭上注意」の貼り紙がある。


やっぱり老朽化してるみたいだね。

そうみたいやなー。
ゴホッ、ゴホッ!

大丈夫?

アカンわ…。
あまり長く居られへん。

もう3分も持たへんかも。
外に出たいー…。



咳き込むまーさん

虚弱なウルトラマンみたいなことを

言い出し始めた……。


きっと怪獣が生き残っていても

お構いなしに帰還するタイプだろう。



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フェンスに囲まれた建物の1つ。

店舗の屋根が崩壊しかけていた。


やはり老朽化している模様。

本当は、いつこの風景が壊れても

おかしくないのかもしれない……。


そう思うと少し悲しくなる。



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アーケードの終点が見えてきた。


外に出ようとしているおばあちゃんが

逆光で神々しい。



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一番端にあったお店。


看板やカーテンが比較的新しい。

こちらのお店は営業しているのかも?


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アーケードはここまで。

……と思ったら

天井の低いアーケードが続いていた。


店舗も右側に少し出ている。

店舗と言っても跡地っぽいけど。



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木の匂いがするホコリっぽい所から

ようやく出てきた。


は結構好きな匂いだけど

まーさんはダメだったようです。


あー、空気が良くなってきた!

生き返った!


急に生き返るまーさん

キリストも裸足で逃げ出す復活力である。



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花屋さんらしき看板のお店。


オシャレで新しそうな看板だけど

残念ながら貸店舗の文字が……。



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商店街の区画で唯一営業していた

スーパーの「食品館アプロ」


源ヶ橋商店会を歩いていた

先ほどの人たちはほぼ皆、

ここが目的だったと思われる。



余談ですが、

大阪ではよく見かけるこの「アプロ」。


実はほぼ大阪府にしか存在せず、

それ以外には兵庫県と京都府に

数店舗あるだけの地元系スーパーです。



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食品館アプロの先。

まだ道が続いていた。




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角を曲がると

すぐにアーケードが終了。


「源ヶ橋商店会」

ここまでのようだ。



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アーケードを出る。


この先は住宅街になっていた。

道の先にアーチ看板が見えたので

最後に見ていくことに。



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道路側から眺めてみると、

「源ヶ橋」と書かれた

明るい感じの看板だった。


初見でこの看板だけ見ても、どういう意味か分からないよね。

そうやね。
商店街とも書いてへんし。

興味本位で入って、あの商店街が出てきたらビックリするだろうねぇ

この虹の看板からは想像もできへんやろなー。


ちなみに「源ヶ橋」というのは

その名の通り橋の名前で、


昔この辺りを流れていた

「猫間川」という川に
※(ねこま がわ)

架かっていた橋だそうです。



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というわけで

「源ヶ橋商店会」の散策はおしまい。


お店は営業してなかったですが、

かなり濃い目のレトロ商店街なので

お好きな方はぜひ訪れてみてください。



※この記事の写真は2019年5月に撮影したものです。


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【源ヶ橋商店会】



最寄り駅は
JR環状線・寺田町駅

向かいの「生野本通商店街」の看板が目印だ!