この日は浪速区にある、

JR難波駅の周辺を散策しました。



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JR難波駅の西側

「稲荷」という町を歩いていると……。
※(いなり)




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稲荷神社が出てきました!

なんて分かりやすい町なんだろう!


お稲荷さんだ!

ちょっと小さいけど立派な神社やなー。

町の名前の「稲荷」って、絶対ここから来てるよね。

多分そうやろねー。


嫁のまーさんと一緒に

さっそく稲荷神社へご挨拶することに。



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こちらは

「赤手拭 稲荷神社」
※(あかてぬぐい いなりじんじゃ)


安土桃山時代と江戸時代を跨ぐ

慶長年間頃に祀られたお稲荷様で、

当時は一本松の下に祠があったため

「松の稲荷」と呼ばれていたとのこと。



慶長は1596年~1615年なので、

400年以上の歴史があるんですね。



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鳥居をくぐって中へ。


右側には手水舎があり、
※(ちょうずや)

神社の名前通りに

「赤い手拭い」が掛けられていた。



なぜ赤い手拭いなのか

気になったので調べてみたところ、

郷土史に諸説がありました。


ちょっと長いので面倒な人は

目を細くしてススッとスクロールしてね。



一本松が手拭い掛けだった説

この辺りがまだ漁村だった頃。

海から帰ってきた漁師たちが、
お稲荷様が祀られている一本松の枝に
汚れた手拭いを干し始めた。

次第に
「汚れた手拭いを掛けるのはお稲荷様に失礼だ」
という話になり、
赤い手拭いを奉納するようになった。



悪い狐対策だった説

昔、堺からやって来る魚売りの男がいた。

男はお稲荷様が祀られているこの祠の前を
近道として利用していたが、
そこを悪い狐に狙われてしまう。

狐は度々現ると、男を騙しては
籠から魚を盗み取るようになった。
※(籠=かご)

困り果てた男がお稲荷様に祈願したところ、
「赤い手拭いで籠を包むとよい」
というお告げを授かり、
以後、狐は魚を取らなくなった。

男はお礼に赤い手拭いを奉納し、
町の人々も奉納するようになった。



昔の人が

赤い手拭いを奉納したことがきっかけで

「赤手拭稲荷神社」となり、


それが風習となって

現代まで伝わっているんですね。



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入口すぐの左側。


すごい「のぼり」の数だ!

ホンマやなー。
これ皆祈願した人ってことやんな。


こちらの稲荷神社は

商売繁盛のご利益があるとして

地元では有名なスポット。



また、

上方落語「ぞろぞろ」という演目の

舞台にもなっているとのこと。



……「ぞろぞろ」の内容まで書くと

めちゃくちゃ長くなるので割愛。


気になる方は

他所様のブログやサイトなどに

詳細が書いてあるので探してみてね。


お稲荷様らしいユニークな話

とても面白く、一読の価値はあります。



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説明が終わったところで本殿へ。

赤い鳥居が沢山並んでいた。


社務所らしき所は見当たらないけど、

鳥居や玉砂利が綺麗で

丁寧に管理されているのが分かる。



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赤い鳥居をくぐって奥へ。




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本殿が見えてきた。


稲荷神社なので、

狛犬ならぬ狛狐さんがいる。



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左の狛狐さん。

耳が大きくてカワイイ。

凛々しい顔で巻物をくわえている。



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右の狛狐さん。

やや険しい顔だ。

珠のようなものをくわえている。



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本殿。

祈願する場所なので「拝殿」が適切かな?

まあいいや。



こちらの赤手拭稲荷神社の本殿

昭和20年(1945年)の戦災で

ご神体を残して焼失。

戦後の昭和23年に再建されました。


あら?
鈴はあるけど、お賽銭入れがない。

もしかしてあそこちゃう?

そこの扉に四角い穴2つ空いてはるやろ。

あー、それっぽい!


チラッと穴を覗いてみると

お賽銭入れがあった。

よかったよかった。



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お参りを済ませて横を見ると

おみくじが置いてあった。


お金を入れる。

おみくじ棒を出す。

おみくじを取り出す。


ここでは何もかもセルフだ。

「中吉」が出たよ。




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本殿のわき。

参拝者記帳簿というものが置いてあった。


奥まで行ってみたけど

本殿をぐるりと1周しただけだった。



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本殿の右側。

鳥居注連縄をした石碑がある。




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一番上、中央の石碑には

「赤手拭大神」と刻まれていた。


……昔のご神体だろうか?

こちらもしっかりと祀られていて

狛狐さん軍団に囲まれている。



小さな鳥居が倒れてるけど大丈夫かな。

勝手に触るのは悪いのでそのままに……。

お賽銭入れがあったのでチャリンッ。



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そのすぐ横にも小さなお社が。

こちらにもお賽銭を入れて

ご挨拶をしてから帰りました。



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商売繁盛のお稲荷様として

地元の人たちから厚く信仰されている

「赤手拭稲荷神社」



難波の繁華街から少し離れてますが

ぜひ訪れてみてください。



※この記事の写真は2019年2月に撮影したものです。


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【赤手拭稲荷神社】



最寄り駅は
JR大和路線・JR難波駅
南海電車・汐見橋駅
阪神・桜川駅
地下鉄・桜川駅

どの駅からもちょっと歩くぞ!