この日はJR大和路線の東部市場前駅から

「今里筋」の大通りを

ひたすらに向かって散策。



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あそこに商店街のアーケードあるで。

えっ…どこに!?

ずっと向こう。ずっと奥の方に見える。


一緒に歩いていた嫁のまーさん

急に商店街のアーケードを発見。

急には見つけないでほしい。


場所は生野区の林寺5丁目

特に目印のない閑静な住宅街だ。



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途中、橋を一つ渡って

アーケードの前に到着。


「得(TALK)する笑店街
 どりー夢 銀座街」

と看板に書いてあった。



ほら、やっぱり商店街やったやろー!

「笑商店」ってネーミング、なんか良いね。

よく見たら「得」と「トーク」も掛かってるのか。

「どりー夢」もシャレやろな…。

ダジャレが渋滞起こしとるやん。

ウッキウキ気分で看板つけたんだろうねぇ…。



後で分かったことだけど、この商店街は

全長約1kmもある「生野商店街」
※(いくの しょうてんがい)

構成するアーケードの一つで、

「生野銀座商店街」という名前だった。
※(いくの ぎんざ しょうてんがい)



というわけで今回はこちらの

「生野商店街」を散策していきます。


……前置きが長くてごめんね。



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さっそくアーケード内を覗いてみる。

年季の入った建物が並んでいて

ちょっと下町の風情を感じる雰囲気。



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出入口に置かれていた

歩行者専用道路の看板。


500円の買い物で抽選が1回できるのは

なかなかお得感がある。


それにしてもテープの剥がし跡がすごい。

今日まで商店街のイベントを

沢山紹介してきたのだろう。



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入ってすぐの所にあった

「日食」という生鮮食品のお店。


市場の店舗みたいな外観で

古くから営業してそうな感じ。

お刺身などを売ってました。



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向かい側にあった、たこ焼き屋さん。

たこ焼きが7個で200円と激安!


やっす! 下町のたこ焼き価格やねー。

美味しそうな匂いがする…買ってみよう!


大阪の昔ながらの商店街には

子ども達のお小遣いでも買えるような

安いたこ焼き屋さんがあります。

コチラもそのタイプですね。



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購入したたこ焼き。

21個で600円という安さだった。


生野商店街が予想外に長かったため

家に持ち帰った頃には

冷めてちょっとシワシワに……。



この安さなので

タコはさすがに小ぶりサイズ。


でもダシの効いた生地に

ソースがたっぷりかかっていて

美味しかったです。

さすが大阪のたこ焼き!



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たこ焼き屋さんから少し歩くと

「畑中書店」という本屋があった。

商店街によくある個人書店さん。



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まっすぐ続くアーケード。


右の路地を曲がると

「生野八坂神社」という

土地の神様を祀る神社があった。



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こちらは衣料品店。

使える場所は全て使うと言わんばかりに

照明などにも服が掛かっていた。



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最初はシャッター街かと思ったけど

開いてるお店が結構出てきた。




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青果店の「フードショップ 大門」。

市場直送なのか野菜が安い!




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頭上にあった告知。

生野区の名前にちなんで、

「19日はいくのの日」らしい。


19日、いくのの日やって。

ほー。どういう日なの?

知らへん…いくのの日としか書いてへんで。

何の日だよ…。


よく分からないけど

多分、マスコットキャラのいくみん

世界を牛耳る日だと思われる。



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「力餅食堂」があった!


大阪の地元密着型の商店街に大体ある

定番の大衆食堂です。


ウチのまーさん

お持ち帰りメニューのおはぎが好き。


おはぎええなー。食べたい。

自転車があって近づけないね。

とんでもないブロッカーやな…。


おはぎを守護する自転車に屈した。



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商店街の看板と同じ名前をした

「どりー夢館」という地域の公共施設。



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「どりー夢館」の中身。

……変な星が居る……どうしよう。


なんやろな…? なんやろ…? なんっ…


珍しくまーさんがコメントに困ってた。


おそらく普段はあまり使ってないだけで

さっき見た「いくのの日」とかに

イベントなどを行っているのだろう。



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楽屋裏のような面白さがあった

「どりー夢館」を通り過ぎると

老舗な佇まいの文具屋さんが登場。



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ここで丁字路


古くから営業してそうな

「伊勢のおつけもの」という

漬物屋さんの向かいが路地になっている。



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向かいの路地。

アーケードの出入口がある。


この先に出てみると

アーケードが無いタイプの

「林寺商店街」があった。


こちらは後で散策することにして

ひとまずアーケードへ戻る。



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アーケードがずっと先まで続いている。


右側にあるのはお寿司屋さん。

自転車で颯爽と現れたおっちゃんが

ケース内のお寿司を買っていた。



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アーケードは繋がってるけど

ここからは別の商店街


「ベルロード中銀座商店街」

という名前になる。


この商店街…めっちゃ長い?

アーケードの先が見えないね。


先が見えないベルロードとやらを歩く。

……ところで何でベルなんだろう?



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ベルロードに入ってすぐの所にあった

「和牛の末広」という精肉店。


黒毛和牛の専門というだけあって

サシの入ったお肉が並んでいた。



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この辺りはちょっとシャッター街。


頭上にあるカラフルな紙フラワーと

すすけた感じのシャッターとの

ギャップが悲しい……。



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営業していた生地専門店。

色彩豊かな生地がモリモリしてる。


モリモリって表現で合ってる?



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入口近くの瓶詰が印象的なお店。

旬菓工房「あもや」と書いてるので

洋・和菓子の製造会社かな?



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歩いていくと

少しずつお店が並び始めた。




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「抽せん場」

と書かれた看板が出てくる。


……肝心の建物は閉まっている様子。


ガラガラ抽選のイベントとかを

昔はしていたのかな。



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ここには子供服屋さん

インテリア店が並んでいる。


布系のお店が結構出てはるね。

そういえばそうだね。


専門店って書いてる店が多いので、

問屋さんだったりするのかな?



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リサイクルショップがあった。

守り神的な感じにアンパンマンがいる。




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進んでいくと生野東交番が出てきた。

交番も商店街の一部らしい。




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右側の建物が無くなって

ちょっと開けた雰囲気に変わる。




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右側の空間は

「イーストあきない広場」。


ステージみたいなのがあるよ。

休憩所? でもベンチとかあらへんね。

「あきない広場」って書いてるけど、お店出していいスペースなのかな?

アカンやろ。横の交番からお巡りさん飛んでくるで。


誰が休憩しているわけでもなく

よく分からない空間だった。



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ベルロードはここで終わり。


ここから先はまた名前が変わって、

「生野本通センター街」という商店街。


やっぱりめっちゃ長いで、この商店街。

本当だね。どこまで続いてるんだろう?

そもそもここはどの辺やろな?

このまま帰れないとか。


半分迷子になりつつある。



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生野本通センター街に入ってすぐ。

ここはウルトラマン屋さんだ。


ウルトラマン屋さんなので

近隣の学校の学生服を売ってるよ。



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ここにも「抽せん場」の看板

どうやら商店街毎に

抽せん場があるらしい。



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閉店したと思われるメガネ屋さん。


シャッターにディ〇ニーの白雪姫がいる。

昔のおおらかな時代に描かれたのだろう。

一応、目に黒線を入れておこうね。



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老舗の佇まいをした

のり昆布専門の「浜磯」。

美味しそうな昆布の佃煮が並んでいた。



大阪は大昔から昆布問屋が多い土地で、

その流れを汲んだ昆布屋さんが

各地の商店街に存在しています。



地味だけど美味しい大阪の名産品

もっと広まれ!

広めろ大阪のなんか偉い人!



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名前の分からない「うどん・そば」の店。


すごく気になる……。

美味しい店な気がする。



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下町のお団子屋さんの風情が残る

みたらしだんごの「亀や」。

お団子が1本45円!


だんごーーーー!

美味しそうだね!


「これぞお団子」という感じの

絶妙な懐かしさがあるお団子で

とても美味しかった!


この記事書いてたら

味思い出してヨダレが出てきたぜ……。



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「生野本通センター街」の看板が

再び見えてきた。


ということで商店街がまた変わって

ここからは「生野本通中央商店街」

公式サイトがあったのでご紹介。



■生野本通中央商店街(公式サイト)■


住所:大阪市生野区林寺





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生野本通中央商店街の様子。

入っていきなり商品の服が並んでいる。



中央というだけあって

ちょっとアーケード内が明るくなった。

さすが中央を名乗るだけある。



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「PIO」の看板を掲げた横長のお店。

こちらは駄菓子屋さん。

昔懐かしいピロピロ笛も売っている。


ピューって吹いたら

巻かれた紙がびろーんってなるアレね。



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駄菓子屋さんのメカ。

20円を100円のお菓子に変換する

錬金術が使える。


…これやってみたい!

10円なかった…まーさん10円貸してよ。

10円? あったかなぁ…。

あー、無いわ10円。
5円玉が2枚と50円玉なら3枚あるで。

何でそんなに…コレクションしてるの?


なぜか穴の開いた小銭ばかりを

所持しているまーさん

……なにキミ? 穴あけパンチなの?

前世文房具だったの?



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お年寄りのケアセンターの前に

古い型のマッサージ機があった。

老舗の銭湯とかに置いてそう。


こちらでは

手作りのパンを売ってました。

皆で作ってるのかな?



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まっすぐ続く、長いアーケード。




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設置されていた看板。

100円商店街などのイベントの告知と、

生野商店街のMAPがあった。


わー、ここの商店街やっぱ長いわ。

今「生野本通中央」だから、まだ「生野本通」っていう商店街もあるんだね。

寺田町駅の方まで続いてるやん。めっちゃ長い!


ここでようやく

長い商店街であること実感。



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なぜか床タイルの様子が変わる。

商店街は同じらしい。




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おもちゃの店「たからや」。

すごく年季の入ったおもちゃ屋さんだ。


新しいおもちゃもあるけど

店のヌシみたいなおもちゃがあって

ちょっと懐かしい雰囲気。



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頭の上にくまモンが現れた。

急だな。どうした?


なんでくまモンおんねん…。

相当デカイよ、このくまモン。

あっ! そこのお店が鹿児島物産展だからかな!

くまモンは熊本県のマスコットやろ?

あれ? そうだったか。じゃあー…かごモンか。

かごモンやな。



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かごモン。

手作り感にあふれていてグッド!




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黒いスパイダーマンもいた。

かごモンの同僚。




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天井ばかり見上げていたら

アーケードが終わっていた……。



でも信号の先にもアーケードがある。

あそこがMAPにあった

「生野本通商店街」だ。



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……というところで

長くなってきたので今回はここまで。


「生野銀座商店街」

「ベルロード中銀座商店街」

「生野本通センター街」

「生野本通中央商店街」

と歩いてきて、


残りは「生野本通商店街」1つだけど、

続きはまた次回にでも。




続きはコチラからどうぞ。



※この記事の写真は2019年5月に撮影したものです。


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【生野商店街】



最寄り駅は
JR環状線・寺田町駅

めっっっちゃくちゃ長いぞ!