※昨日は更新できなくてごめんなさい。
この日は港区にある
「大阪港駅」を訪れました。
※(おおさかこう えき)
ここが地下鉄中央線・大阪港駅。
お出かけスポットとして知られる
「海遊館」や「天保山」に通じる駅で、
※(天保山=てんぽうざん)
利用したことがあるという方も多いはず。
でも、天保山の方向以外の
駅周辺を歩いてみたことがある方は
結構少ないのでは……?
というわけで
今回は普段、人があまり行かなそうな
駅の周りをぐるぐると散策していきます。
最初に駅構内の様子。
ついさっきまで
大勢の観光客らしき人達がいたけど
写真を撮ってる間に
どんどんいなくなってしまった。
『みんな足早やなー』
『もうさっさと海遊館とかに
行きたいんだろうねー』
『ワクワクしすぎやろ』
『でも気持ちは分からないでもない』
『んー、それはたしかに。
テンション上がるやろなー』
『海に来たーって感じするやろし』
嫁のまーさんと一緒に
人のいない駅構内を歩いていく。
駅前周辺の地図があった。
海遊館や天保山に行く方向は
1番、2番出口なので
大半の人はこの通路を歩いていくことになる。
1番、2番出口方向。
この駅は「地下鉄」なんだけど、
コンコースや通路は
地上よりも上の2階部分に存在する。
今通っている道も地下鉄の通路なのに
外の景色を眺めることができる
外の景色を眺めることができる
ちょっと不思議な空間……。
この辺りは海に近くて地盤が弱ったため
高架の上に線路が造られたとのこと。
高架の上に線路が造られたとのこと。
いいタイミングで電車が来た。
地上よりはるか上にある
高架を走っているのが分かる。
『おー、電車だ!』
『あんな上通ってたんだ』
『ウチらもこれに乗ってきたハズやけど
外から見るとなんかおもろいなー』
『この見た目だと
もうどこが地下鉄なのやら…』
もうどこが地下鉄なのやら…』
『大阪メトロに名前変わったから
今なら何でもありやな』
『強ぇーな大阪メトロ!』
『無敵やで大阪メトロ!』
「大阪市営地下鉄」は民営化によって
「大阪メトロ」に名称を変更。
「地下鉄」の名が消えた今となっては
高架の上を走っていても問題はないのだ。
……でも「メトロ」という言葉は
地下鉄という意味で認識されているので
お前はやっぱり地下鉄だ!
1番出入口。
結構長い階段を下りてきた。
大阪港駅と書いてある……えーと。
……なんだコレ?
なんか……棒?
大阪港駅と書いてある棒があったぜ!
ちなみにこの通りは
「天保山商店会」という商店街で、
道なりに北へ進んでいくと
海遊館などがある天保山方向に出る。
なので、大半の人がこっちに歩いていく。
真後ろを向いて、
高架下の交差点を眺めた風景。
その名も「みなと通」という
とても分かりやすい名前の大通りが
東西に走っている。
東西に走っている。
西側を向いた風景。
右に大きな建物が見える。
『店らしいものはないね』
『そうやねー』
見晴らしの良い直線が
ひたすら続いているだけだったので
反対側に行ってみることに。
反対(東)側。
信号が青になったので渡る。
こちら側は
お店の看板が並んでいるように見える。
『こっち行くの初めてやわ』
『うん』
『何もなかったりしてな』
……何らかはあるだろ。
……銀行しかない。
『ない!』
『何もない!』
会社の建物とかはあるんだけど……。
……なんだろな。
そうじゃないんだ。
そうじゃないんだ。
飲食店とかお店とかが欲しいの。
振り返った写真。
『これはー…アレやな』
『天保山に行く通りに
店とか全部集中してるんやろなー』
『そうみたいだねぇ』
『この辺に住んでる人は
不便じゃないのかな?』
『ちょっとくらいなら歩くんやろね』
駅の階段を下りてすぐの所にあった
コンビニのローソンがすでに懐かしい。
それぐらい何もない。
お店は見当たらないけど
この高架を眺めるのはなかなか面白い。
上部に建物があるので
阪神高速の高架とまた違う趣がある。
上の出っ張った部分がホームかな?
地味に横断歩道があった。
『なんか高架の写真ばっかり
撮ってるなあ…』
『道路の反対側が
高架で見えへんからやないの?』
『あー! それだ!』
道は広いはずのに視界が妙に狭い。
その理由は
反対側の風景が見えないからだ。
5番出入口の所に到着。
よく見ると階段の構造が
空港のタラップに似ていて
これもちょっと面白い。
ローソンだ。
……さっきも見た気がする。
『2軒目やな。
えらい近所にあるやん』
『この町ローソンに
弱み握られてるの?』
『握ってるとしたら恐ろしいな…』
短い距離の中、連続で現れるローソン。
後で発見したけど、道路の向かい側には
さらに100円ローソンがあった。
これは弱み握られてるな……。
道路の高架を挟んだ反対側。
「大阪みなと中央病院」という
大きな病院が見える。
駅舎の所から離れてきたので
ここでUターン。
帰り道は信号を渡って、
反対側の道路を見ていくことに。
信号を渡って交差点を眺めた風景。
道路の向こう側に
「天保山大橋」の姿が見える。
こちらが反対側の道。
さきほど見かけた
「大阪みなと中央病院」の出入口がある。
『海遊館とかで緊急搬送されたら
ここに運ばれてくるんだろうね』
『めっちゃイヤな想像やな…』
それでも、
大きな病院が近くにあるのは
いざという時に頼りになると思う。
……お世話にならずに済むなら
それに越したことはないんだけど。
大きな病院が近くにあるのは
いざという時に頼りになると思う。
……お世話にならずに済むなら
それに越したことはないんだけど。
……それにしてもお店がない。
普通、駅前というと
牛丼チェーン店とかラーメン屋とか
飲食店系があるのが定番なのに、
大阪港駅の周りは特にない。
やはり天保山方向の道に
集中してしまっているのだろう。
高架の上をご覧ください。
ホームに電車が入っていく瞬間です。
『上に電車来てはるで!』
『ちょっえ!? うぇっ? 上??』
『オオゥッ!? 上っ、へぇっ!?』
油断していた私が
スマホを落としかけながらも
スマホを落としかけながらも
必死に撮った写真です。
……目の前の木が大変邪魔ですね。
必死になっても世の中こんなものです。
左側は駐車場やマンションばかり。
人の家や人の車を
メインに撮るわけにもいかないので
メインに撮るわけにもいかないので
高架の写真ばかりが残っていた。
ちなみに写真を撮ってる時も
地元民や勤め人だと思われる人と
数人すれ違っただけ。
駅前なのに人通りが極端に少ない。
この日見た中で唯一、
営業準備中だった中華料理屋さん。
仕込み中の立て札。
散策していたのは午前中だったので
おそらく昼頃からの開店だろう。
名前の分からない棒と再開。
「みなと通」と書いてある。
1番、2番出入口がある
最初の交差点まで戻ってきた。
遠目から見ても
明らかに天保山側の方が栄えている。
『皆が天保山方向に行く理由が
分かった気がする…』
『まあこの辺って
元々が港やしなー』
元々が港やしなー』
『倉庫とか運搬の会社とかが多いから
お店は少ないのかもしれへんね』
『むしろ車で出発して行く人の方が
多いんとちゃうかな』
『そこをなんとか…』
『ウチに言われても知らんわ』
機能的と言えばその通りかもしれないけど、
なんというか味気の無い印象だった。
最後に西側を眺めた風景。
まっすぐ伸びる高架の線路は
海の上を通って
「コスモスクエア駅」へと続いている。
というわけで
「大阪港駅」の駅前周辺の様子は
これでおしまい。
海遊館などへ続く北側の
「天保山商店会」以外の道は
閑静な住宅街という感じでした。
ただ目ぼしい物がなかった分、
駅前の様子に変化が出れば
分かりやすいということでもあるので、
時間を置いて訪れたら
また面白い発見があるかもしれないですね。
※この記事の写真は2019年3月に撮影したものです。
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【大阪港駅】
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