この日は北区にある

「中之島」の街を散策しました。



中之島はその名の通り、

両端を川に挟まれたに造られた街。


「大阪市中央公会堂」などを始め、

歴史的価値がある洋風建築物が存在する

美しい景観が魅力のエリアです。



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ここは京阪・中之島駅のすぐそばにある

「リーガロイヤルホテル」


このホテルの正面玄関を横目にしながら

東方向へ歩いていると……。



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植え込みの中に

石碑が建っているのを発見。



『あそこにあるの、
 石碑ちゃうかな?』

『石碑だね』

『よく見かける細長いタイプだ』

『アレ、植え込みの中に
 埋まってへん…?』



嫁のまーさんと一緒に

石碑に近づいてみる。



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植え込みの中にある石碑。


ありがたいことに

周りの草が綺麗に刈られていた。



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碑には

「蔵屋敷跡」
※(くらやしき あと)

と刻まれている。



「蔵屋敷」というのは

江戸時代に建てられた倉庫兼お家で、

幕府に収める年貢米や

地域の名産品などを管理していた場所。



ここは蔵屋敷の跡地のようだ。



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碑の右側面には

何も書かれておらず。



『何の蔵屋敷やねん…』

『さぁ…?』



大雑把すぎる碑に

まーさんから厳しいツッコミが入る。



江戸時代、この中之島の川沿いには

各藩の蔵屋敷が建ち並んでいたそうなので
※(藩=はん=日本各地にあった領地のこと)

「蔵屋敷跡」とだけ言われても

たしかに困る……。



田中さんしかいない町で

「ここが田中の家」

って言われてるのと同じだ。



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碑の左側面。

碑文が3行ほど刻まれているけど、

遠いのでよく見えない……。



『左上に讃岐高松って書いてあるで』
※(さぬき たかまつ)

『おっ! ということは、
 高松藩の蔵屋敷跡なのかな?』





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アップにして撮影。


文字の彫りが浅いためか

拡大しても読みづらい。

下側も植え込みで隠れてるし……。


とりあえず、

読める箇所だけを解読してみた。



「蔵屋敷跡」


江戸時代、諸藩は年貢米の換金~~~

~~~中之島・堂島付近に蔵屋敷~~~

讃岐高松12万石の蔵屋敷があった~~~



……ということで、この碑は

「高松藩の蔵屋敷跡」を示すものでした。


碑文の前半部分は

蔵屋敷についての説明のようです。



ちなみに高松藩は現在の香川県のこと。

讃岐はうどん、高松は市の名前として

現代でも使われていますよね。



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碑の裏側。

昭和45年3月に大阪市が建立。



高松藩蔵屋敷のその後について

色々と調べてみたところ、


明治5年(1872年)頃、

「廃藩置県」によって
※(はいはんちけん=藩を廃止し、県が統治する制度)

他藩の蔵屋敷と共に払い下げられ

姿を消してしまったようです。



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碑は「リーガロイヤルホテル」

東端の植え込みに建っている。




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すぐ後ろには京阪・中之島駅


しかし高い塀の上にあるので

ぐるっと遠回りをしないと

ここまで来られない……。



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かつてこの場所に

高松藩の蔵屋敷があったことを伝える

「蔵屋敷跡」の碑。



近くを通り掛かった際は

ぜひ眺めていってみてください。



※この記事の写真は2019年1月に撮影したものです。


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【「高松藩蔵屋敷跡」の碑】



最寄り駅は
京阪電車・中之島駅