この日は大阪ミナミの繁華街

「難波」の近くに鎮座する
※(なんば)

「難波八阪神社」を訪れました。
※(なんば やさかじんじゃ)



0324_01

こちらが「難波八阪神社」


難波から少し西へ歩いた所にあって

繁華街からは離れるため、

周囲はとても静かな雰囲気。



実はこちらの神社には

面白いスポットがあって

一部の方々から注目されています。



0324_02

鳥居の横にある

「難波 八阪神社」

と刻まれた石碑



八坂神社と言えば

京都祇園の「八坂神社」が大変有名だけど

こちらの神社は

「坂」ではなく「阪」


……大阪だからかな?



0324_03

鳥居の左隣に神社の由緒書きがあった。



「難波八阪神社 御由緒」


古くは「難波下の宮」と称され、

平安後期の延久(1069年~1073年)には

牛頭天王をお祀りする
※(ごずてんのう=京都の八坂神社の祭神)

古社であるとすでに知られていた。



という内容が書いてある。

詳細は写真をご覧ください。



0324_04

そんなわけで

立派な鳥居をくぐって境内の中へ。




0324_05

入ってすぐ左手の所に

「手水舎」がある。
※(手を清めるところ)



『…ハンカチ忘れた』

『ウチのあったと思う』



一緒に来た嫁のまーさんから

ハンカチを借りて

まずは手を清めに……。



0324_06

「手水舎」。


神社の手水舎といえば

「龍」の口から水が出ることが多いけど、

こちらの神社は「獅子」



柄杓をお獅子の前に出すと

自動でお水が出てくる仕組み。



0324_07

身を清めたところで境内へ。

正面に見えるのが本殿だ。



『あっ!? ハンカチが
 ビッチャビチャやんかー!』

『何しとんねんー!』

『写真撮ってたら勝手に濡れた』

『勝手ちゃうやろ!
 もう貸さへんで!』

『ハンカチなんか用済みだ。
 好きにしな』

『ムッカつくわー!』



まあまあの剣幕でこられると

反抗したくなる時ってあるよね。

そう、こんな時です。



0324_08

右側の狛犬。


左右の狛犬がそれぞれ

「阿吽」の形をしている。
※(あうん)


口を開けているので

この子は「阿」の形



0324_09

左側の狛犬。


口を閉じているので

この子は「吽」の形



よく見ると、

前足の所に小さな狛犬がいる。

親子かな?



0324_10

左側に現れた、巨大な獅子の頭!


最初に話した

「面白いスポット」というのが

こちらにある「獅子殿」のことです。



迫力満点のお獅子様

初めて見た人は、

この獅子のように口を開けて

ぽぇーっと見惚れてしまうほど。



……繁華街の難波から少し歩くけど、

もうこの獅子だけで

参拝に訪れる価値は十分にあります。



0324_11

獅子殿の向かいには「絵馬掛け」。


知る人ぞ知る難波八阪神社だけど、

その分、熱狂的な参拝者も多いようで

沢山の絵馬が掛かっていた。



外国人観光客にも知られているようで

外国語などで書かれた

絵馬もいくつか並んでいる。


お願いが叶うといいですね!



0324_12

気になる獅子殿

改めて眺めていくことにして、

まずは本殿にご挨拶。



0324_13

本殿に続く階段の前にも

狛犬さんが並んでいた。

こちらはブロンズ像と石像



0324_14

左側の狛犬さんたち。

「吽」の形をしている。



なんか素直な感じで

「うん!」って言ってそう。

とてもカワイイ。



0324_15

本殿に到着。


厳密に言うと

ここは拝む場所なので「拝殿」


お賽銭箱の奥に見える場所が

ご祈祷などをしてもらう「幣殿」

「本殿」はさらにその奥という形式。


……ですよね?



0324_16

見上げると立派な鈴が並んでいた。


こちらの神社の御祭神

「スサノオノミコト」

「クシイナダヒメノミコト」

「ヤハシラミコノミコト」

とのことで、


「厄除け・疫病退散・商売繁盛・農耕殖産
 縁結び・夫婦円満・安産」


以上のご神徳があるそうです。



0324_17

横にあった絵馬掛けとおみくじ。


おみくじは

「鯛みくじ」「鯉みくじ」がある。



0324_18

「獅子殿」を正面から。

本当にすごい迫力!



神社のホームページによると

高さ12m・奥行き10m・幅11mあり、

昭和49年(1974年)に竣工されたとのこと。



0324_19

お獅子の口の中。


奥が神殿になっており、

手前は神事を行う舞台になっている。



以前、お正月くらいに訪れた時は

居合の演武が行われていた。



0324_20

右側面の下唇あたりに

彫刻・設計された方の名前があった。


それにしても綺麗な金の牙だ。



0324_21

「獅子殿」の横には

神社の西門がある。




0324_22

西門の方向(本殿の左)には社務所

おみくじ・お札・お守り、

御朱印の受付などはこちらから。



『おみくじ引いたら
 家庭の項目に「仲良くしろ」って
 書いてあった…』

『ハンカチの件や!
 神様怒ってはるでー』



神様ごめんなさい。

まーさんもごめんなさい。



0324_23

西門には小さめの鳥居がある。

横の獅子なら一口でいただけるサイズ。




0324_24

こちらの門から参拝に来た人のために

風流な感じの手水舎があった。



0324_25

手水舎の奥にあったお社


「篠山神社」という神社のようだ。
※(ささやま じんじゃ)


江戸時代、この辺りに

青物市場を開設することに尽力した、

「篠山 景義」というお代官に

感謝を示すために奉った神社らしい。



0324_26

斜め後ろアングルからの獅子殿



『ここから見る獅子おもろい』

『本当だ。
 「クワッ!」ってしてるね』

『上唇のラインが絶妙で
 すごくリアルにできてはるなー』



境内の中を回っている間も

参拝者がひっきりなしに訪れていた。

そして皆、獅子殿の写真を撮っていく。



0324_27

本殿の右横にあった

石灯籠や石碑や馬の像。




0324_28

こちらの神社で

1月の第三日曜日に執り行われる、

「綱引神事」という神事が

無形民俗文化財に登録されているそうで

こちらはその顕彰碑



0324_29

馬!




0324_30

本殿の右側(東)にも

様々なものが祀られている。




0324_31

鳥居があり、柵に囲まれた一角。


周囲に木々があるためか、

凛として静まり返った雰囲気がある。


お賽銭入れがあるのでチャリン。



0324_32

鳥居の奥にあった石碑

「宮跡」

と刻まれている。



詳細は分からないけど、外の由緒書きに

「古くは「難波下の宮」と称されていた」

と書いてあったので、


「難波下の宮」の跡地

建立されていた石碑だと思われる。



0324_33

「宮跡」碑の裏側。


碑文がズラズラと刻まれている。

難しくて読めなかった……。



0324_34

裏側の隅っこに隠れていた石碑

コンニチハ!




0324_35

宮跡の碑からさらに左。


こちらの大きな石碑には

「殉国之碑」

と刻まれていた。


戦没者の慰霊碑だと思われる。



0324_36

よく見てみると

石碑の隣の石にも碑文が刻まれていた。

達筆すぎて読めず……。



0324_37

敷地の角に目を向けると、


2つの石柱に守られるように

丸い何かが安置されていた。



0324_38

こちらは

「戦艦陸奥 主砲抑気具 記念碑」
※(せんかん むつ
  しゅほう よくきぐ きねんひ)

という石碑。



『戦艦陸奥って聞いたことある!』

『ウチも知ってる!』

『この上の丸い器具みたいなの、
 戦艦に使われてたモノなのかな?』

『古そうやし、有り得そう』




0324_39

案内板があった。


こちらの主砲抑気具

沈没して引き揚げられた戦艦陸奥

主砲の内の1つとのことで、


戦艦と運命を共にした将兵を慰霊する

記念碑として建立したそうだ。



0324_40

主砲抑気具。

色々な所に文字が刻まれている。


こちらは要するに(ふた)だそうで、

主砲の先端に取り付けていたもの。



巨大な獅子を見に来たはずなのに、

改めて神社全体を回ってみると

とんでもない代物があった……。



0324_41

記念碑の右側面。


海軍と思われるマークと

慰霊の言葉が刻まれていた。



0324_42

そこからさらに本殿側へ寄ると

小さなお社が建っていた。


……2つのお社が

並んでいたような形跡がある。



0324_43

こちらはお稲荷様のようだ。

狛狐さんがいる。




0324_44

右側の石台の足元に

「三宝荒神社」

と書かれた案内板があった。


かまどの神様らしい。

やはりもう1つ、

お社が建っていたのかもしれない。



0324_45

一通り見て回ったので

もう一度「獅子殿」にご挨拶。


何度見ても大きくて存在感がある。

そりゃ鳩も住み着くわけだ。



0324_46

本殿や人と比べてみると

その大きさがよく分かる。




0324_47

獅子殿の真正面(東側)には

東門があって、外へと通じている。



0324_48

東門の外から境内を見た風景。


実はここから

「獅子殿」の姿が見える。



何も知らずに通り掛かった人は

「えっ!? なにアレッ!?」

となってしまうだろう。



面白いモノ好きなら

入らずにはいられない。



0324_49

というわけで

「難波八阪神社」の参拝は

これでおしまいです。



見所が多くて面白いだけでなく、

由緒のある霊験あらたかな神社なので

ぜひ参拝に訪れてみてください。



※この記事の写真は2019年2月に撮影したものです。


↓↓ブログランキングに参加中です↓↓
  よかったら押していってね






【難波八阪神社】



最寄り駅は
JR大和路線・JR難波駅
南海電車・なんば駅
阪神・大阪難波駅
近鉄・大阪難波駅
地下鉄・なんば駅