この日は大阪の繁華街の一つ

「天王寺駅」の近くにある、
※(てんのうじ えき)

「阪和商店街」を訪れました。
※(はんわ しょうてんがい)



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こちらは以前紹介した

「天王寺駅前商店街」



天王寺駅からすぐにある

歩道アーケード型の商店街です。



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この天王寺駅前商店街から

裏路地のように繋がっていた

ちょっと薄暗い場所……。



ここが今回散策していく

「阪和商店街」です。



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さっそく中へ。

いきなり雰囲気がすごい……。



『なんなのココ…』

『何か別世界やなぁ…。
 入ってもええんやろか?』



一緒に来た嫁のまーさん

恐る恐る商店街の中を歩いていく。



……実はこの段階では

この場所が「阪和商店街」だと知らず、

「興味本位で入っただけ」という感じでした。



ホラー映画の冒頭シーンで

最初に死ぬ人達と同じ行動ですね。



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「塩昆布」という

看板が掲げられた建物。



半開きのシャッターをのぞくと

商品らしき昆布が見える。

でも、営業中なのか分からない……。



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薄暗くて狭い道が続いている。



『アーケードがあるから
 商店街なのかな?』

『そんな風にも見えるけど
 人があまりおらへんな……』

『というか天王寺駅のそばに
 こんな所があるって初めて知ったわ』



通行人の姿が少しあるので

立入禁止区域とかではなさそう。

進んでみることにする。



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飲み屋さんが出てきた。



『よかった!
 普通の店が出てきた!』

『飲み屋街みたいな
 ところやったんやね』



ヤバそうな雰囲気だったところに

生活感が加わってきたので少し安心。



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建物同士の間にあった通路。


コンクリートむきだしの天井に

電球の照明という

ノスタルジックな佇まいが素敵。



通路の奥をチラッとのぞいてみたら

向こう側にも同じような路地

横に伸びていることが分かった。



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ひとまず通路の先は置いておいて、

元の道をまっすぐ進む。



『昭和レトロ感がすごい!』

『ココだけ昭和で
 止まってるような感じやなー』

『こんな空間って
 まだ残ってるもんなんだね』



雰囲気が良すぎて

段々と面白くなってきた。



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こちらは居酒屋さん「種よし」。


天王寺阿倍野の酒好きが

集まってきそうな魅力的な外観。

美味しいお酒が飲めそうなお店だ。



『えっ!?』

『…メニューに「ワニ唐揚」って
 書いてあるで…!?』

『うっそ!? 何それ!?』

『あと「ワニタン」と「ワニの手」も
 あるみたいやな…』

『あっ! こっちの貼り紙には
 「サソリ唐揚」って書いてある!』

『「らくだのコブ」もあるで』

『「ダチョウ串カツ」もある!』



メニューが衝撃的過ぎる!

辺境の部族とかがお客で来るの……?



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気になる居酒屋を通り過ぎて

前に進んでいく。



右も左も飲み屋ばかりが目に入る。

「昭和の大阪の飲み屋街」というテーマで

成立している商店街なんだろう。



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趣のある建物が左右に並び、

看板や提灯がひしめく通りの道。
※(提灯=ちょうちん)



『それにしても
 映画のセットみたいな場所やね』

『それな!』

『昭和の雰囲気が欲しい場面とかで
 そのうちココが使われるんちゃう?』

『それな!』

『「それな」以外の感想言うてや!
 なんやねん!』



それな!



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訪れたのが昼頃だったため、

残念ながらほとんどのお店が

準備中の状態だった。



この商店街が本格的に動き出すのは

おそらく夕方以降からだろう。



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「公衆トイレ」の看板。

こんなに心惹かれるトイレは初めて見る。


商店街には小さなお店も多いので

トイレ無しの店舗もあるのだと思われる。



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突き当りが行き止まりになっている。


……でも、人の往来があるので

左右に道が続いているようだ。



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左側にあった

居酒屋さんの「わすれ茶屋」。



外観が綺麗に整っているので

比較的新しいお店だと思われるけど、

周囲の雰囲気に合わせている感じ。

とても好感が持てる。



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向かい側にあった

玩具・菓子問屋の「ワタナベ商店」。


看板がとても味わい深い。

老舗の問屋さんって感じだ。



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突き当たりに到着。




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突き当たりにあった、

「信濃そば」というお店。



おそば屋さんかと思ったら

居酒屋さんでもあるらしい。

ここも昭和の雰囲気が醸し出されてる。



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突き当たり左側の道。


通り抜けのようになっていて、

アーケードがすぐ終わりになっていた。



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外側に出てみる。



『外に出ると
 アーケード内の薄暗さが分かるね』

『ホンマやなー』

『隙間なく建物が密集してるから
 暗いんやろね』

『長屋に近い感じなのかもね』




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アーケード内の

突き当たりの場所まで戻る。


正面(突き当たりの右側)

すぐ先でアーケードが終了していた。



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こちらは

建物を挟んで1つ隣の路地。



さっき途中で見た

建物同士の間にあった低い天井の通路……。

あの先と繋がっていた路地だ。



どうやらこの商店街は

縦長の「ロ」の字の形をしているらしい。



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ひとまず反対側の出入口に向かう。


この通りはほぼ通路といった感じで

すぐ目の前がアーケードの終点だ。



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外に出る。



『看板だ!
 やっぱり商店街だった!』

『「阪和商店街」っていうんやな』



ここでようやく商店街の名前が判明。


そして多分、ここが正式な

商店街の出入口だと思われる。



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アーケードの反対側の風景。


場所は天王寺駅の北口前

大勢の人達が往来している。


さっきまでの商店街の雰囲気が

まるで嘘みたいだ。



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横断歩道を渡って

道路の反対からアーケードを撮影。



古い建物同士の間に

ひっそりと目立たず建っている。

興味を示す人はなく、みんな素通りだ。



『分かりにくいなー』

『これは気付けへんわけや…』

『気付いたとしてもあの雰囲気は
 外からだと分からないね』

『パッと見で薄暗いから
 初見で入ろうとも思わんやろしなー』

『あそこホンマすごいわ…。
 別世界やった』

『今から隣にあった路地に戻るけどね』

『あー、あそこ気になるー』



というわけでアーケードに戻る。



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戻った。ただいま。

左に曲がった所が未開の路地。




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ぐにゅん。左に曲がる。



縦長の「ロ」の形なので

通ってきた道と同じ長さの路地が続く。



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ここは先ほどの菓子問屋さんだ。


店頭に並べている品数から察するに

こちらが表玄関らしい。



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こちらの路地も

飲み屋さんが軒を連ねていた。

右にも左にも「酒」の看板




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ちなみに光の加減を調節しないと

このぐらい薄暗い景観になる。


試しに撮ってみたけど

これはこれで雰囲気が良い。



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営業時間帯に来ていたら

各々のお店の明かりで

もっと綺麗な風景が拝めたに違いない。



……あと美味しい匂いとかもしそう。

機会があればここで飲み歩きしてみたい。



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……どうやら、この辺りで

光の加減を調節するのにが飽きたらしい。



「公衆トイレ」の看板が

ここにもあるね。



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『肉寿司!』

『にくずし!』



「肉寿司」という

ストレート具合が素敵なお店。


看板から察するに

多分、ケンタウロスのお肉が出てくる。



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『本当、この商店街だけ
 時間が止まってる感じだよね』

『外に「あべのハルカス」とかが
 建っちゃうご時世なのに…』

『ここはこういう雰囲気を
 守り続けてるんやろなー』


『おっ。とうとうお店の前に
 ヤカンまで出てきたで』




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店先にレトロなヤカンが置いてあった

備長串屋「わたる」。


お店の人が一生懸命、仕込みをしていた。



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最初の方で見つけた

建物同士の間の通路だ。


「つるやⅡ」という

焼肉屋さんの角に繋がっていた模様。



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通路の向こう側は

さっき通ってきた道。




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元の道に戻る。


……と言っても

もうすぐ出口らしい。



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一番最初に見た

「塩昆布」の看板のお店だ。


ここは「ゑびすや」という昆布問屋さん

こっち側がお店の正面だったようだ。



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『ここで終わりだ』

『さっきの天王寺の商店街に
 戻ってきたんやね』

『面白い場所だったなー』




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おっちゃんが

ひょこっとコンニチハ。



道路を挟んだ向こう側には

天王寺公園が広がっている。



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振り返って一枚。


左側に見えている建物、

「都そば」の両サイドにある路地が

「阪和商店街」と繋がっている。



まさかこんな狭い所に

昭和の情緒があふれる商店街が

広がっているとは思わなかった。



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というわけで

「阪和商店街」の散策はおしまい。



昔の昭和を知らない、私のような世代でも

懐かしさが込み上げてくる商店街なので

ぜひ訪れてみてください。



※この記事の写真は2019年2月に撮影したものです。


この商店街と繋がっている
「天王寺駅前商店街」に興味がある方は
こちらのリンクからご覧ください。

内容:天王寺駅からすぐ北の商店街



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【阪和商店街】



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