この日は吹田市
※(すいた し)

阪急・豊津駅から西にある

「垂水町」を散策しました。
※(たるみ ちょう)



「スーパーとかで売ってる
 ゼリーの名前かな?」

と思う方もいるかもしれませんが、

それは「たらみ」ですよ。

残念でしたね、ヘッヘッヘ。



0221_01

駅から北西にある、

「垂水神社」の方へと繋がる

住宅街を歩いていると

ひっそりと石碑が建っていました。



0221_02

民家のお隣にある石碑

結構古そうな感じだ。




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横にあった案内板


「伝説 雉子畷(きじ なわて)

と書いてあり、説明がある。

詳しいことは写真をご覧ください。


内容をまとめたものを

以下に書いていきます。



「雉子畷」


大昔、淀川の長柄に橋を架けようとしたが
※(よどがわ) (ながら)

難事業で成功しなかった。


そこで「岩氏」という人物が
※(いわうじ、「巌氏」とも)

自ら人柱となって事業の成功を祈願、
※(人柱=ひとばしら=人身供物となること)

見事に橋が完成した。


この悲劇を知った岩氏の娘

物いわぬ人となり、ついには

嫁ぎ先から実家へと帰されてしまう。


その道中、この辺りへさしかかった時に

雉子が鳴いて、それを夫が射殺。

娘はその様子を見て、


「ものいわじ 父は長柄の橋柱
 雉子も鳴かずば射られざらまし」


と歌を詠んで悲しんだ。


その言い伝えから

この辺りは「雉子畷」と呼ばれた。



まとめたのに長くなった……。

ごめんなさい。



この話は

「雉も鳴かずば撃たれまい」という
※(雉(雉子)=キジ=桃太郎のツレ)

ことわざの由来となった伝承ですね。



以前、大阪市の淀川区

「人柱の石碑」を発見しましたが

こちらは、あの話の続きのようです。


まさかお隣の吹田市

繋がってくるとは思わなかった……。



人柱伝承を詳しく知りたい方は

こちらのリンクからどうぞ。

内容:お父さんを祀った石碑




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正面からを眺める。


植え込みがしっかり刈られていて

碑の足元には

白い砂利が敷き詰められている。

丁寧に管理されているようだ。



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には


「雉畷碑記」


と刻まれていて、

昔の書式で難しい漢字が沢山並んでいる。



ところで、先ほどから出てくる

「畷(なわて)という小難しい字ですが


こちらは水田などに沿って伸びる

「あぜ道」という意味です。



つまるところ、

ここは「雉子ロード」



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碑の両脇にあった街灯

夜になると碑を照らすのかな?




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裏側に回り込んでみる。


「大正10年10月 建立
 北大阪電氣鐡道株式会社」



阪急千里線の前身となる鉄道会社、

「北大阪電気鉄道株式会社」

建てたようです。



0221_08

碑から北側を眺めた

「雉子ロード」の風景。


まっすぐ進んで突き当りを西に行くと

「垂水神社」にたどり着く。



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人柱伝承のその後の話を現代に伝える

「雉子畷の碑」。


近くを通り掛かったら

ぜひ眺めていってみてください。



※人柱伝承の話はこちらから。




※この記事の写真は2018年11月に撮影したものです。


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【雉子畷碑】



最寄り駅は
阪急千里線・豊津駅