※昨日は更新できませんでした。
 ごめんなさい。




この日は大阪キタの繁華街、

「梅田」から少しにある

「扇町公園」を訪れました。
※(おうぎまち こうえん)




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ここが「扇町公園」

公園のど真ん中を貫いている道の

西側から入った風景です。



扇町公園

大阪駅(梅田駅)のすぐ近くにありながら

広々とした敷地面積を構える市営の公園。


入場は自由なので

大勢の人達が憩いの場に利用しています。



ちなみに

奥に見える青色の奇抜な建物

「関西テレビ放送」の社屋。


大阪ではお馴染みのテレビ局、

「カンテレ」はこの公園にあります。



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入ってきた所を振り返って一枚。


写真中央に見える

三角の帽子をかぶったあの面白い建物、

実は交番だったりする。



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公園の左側(北側)は丘のような広場。


うっすらと芝生が生えているエリアで、

遠足で訪れた園児や小学生が

シートを広げてお弁当などを食べている

光景をよく見かける。



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公園の右側(南側)はグラウンド。



『今日は全然人いないなー』

『平日の朝だと
 こんなもんやろね』



一緒に来た嫁のまーさん

カンテレ方向に歩いていく。



ここはかなり広いエリアなので

普段、色々な人が色々なことをしている。

キャッチボール、サッカー、体操、

ダンス、イベント、決起集会。


大体そんな感じ。

決起集会だけちょっと色が濃いね。



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扇町公園のほぼ中心辺り。

カンテレの建物が一望できる。



実はこの建物、1階~5階までは

「キッズプラザ大阪」という

子どもが遊べる博物館になっている。


……博物館というと堅苦しいけど、

実際には子どもが1日中遊んでいられる

テーマパークのような施設なので

大阪市内での家族レジャーにオススメ。



料金は

大人(高校生以上) 1400円
小人(小中学生)  800円
幼児(3歳以上)    500円


少しお高めだけど再入場が可能なので

朝から行って、ランチ時間に

梅田天神橋筋商店街に出かけて

また戻ってくることもできる。



……説明が長くなってきたな。

あとは全部丸投げしちゃえ。



施設に興味がある方は

下記の公式サイトからどうぞ。






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散々説明した

「キッズプラザ大阪」を素通りして

公園の北側にある巨大な滑り台に到着。


丘を利用した滑り台で

休日は子ども達の姿で賑わっている。



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今回は、連れてきたウチの子ども

まずこの滑り台で夢中にさせて

その隙に公園内の写真を撮りに行く。

という作戦である。



そんなわけで

子どもと一緒に丘を登っていく。

ちなみにまーさんはこの辺りで

私達が下りてくるのを見守っている。



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丘の中腹からの風景。

広いグラウンドが見渡せる。



『滑り台! 登る! 登るー!』



手をつないで登るウチの子供がもう必死。


興奮で言葉がカタコトになっていた。

どんだけ滑り台で遊びたいんだ……。



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中腹からカンテレ方向。


右側に見える三本の柱のような物体は

クライミングウォール。

登って遊ぶヤツだね。



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丘の上を眺めてみると

ニョロニョロと飛び出た

変なパイプみたいなのがあった。

……なんだアレ?




『滑り台! はぁはぁ…! 滑り台!』

……なんだコイツ。



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一番高い滑り台まで到着。

謎の玉座があった。


ここで王が

『次、お前滑ってこい』

とか命令を下すのだろうか。



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滑り台の案内板を発見。

「マウンテンスライダー」という

名前があったらしい。


さっきの玉座は

「ガキ大将の座」らしい。



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頂上のニョロニョロパイプ

気になったので近くまで来てみた。


「大地の声」だそうだ。



丘のふもとのパイプと繋がっていて

会話ができるらしい。

秘密基地みたいで面白いなあ。



……そういえば地上部分に

カラフルなパイプのオブジェがあったな。

アレって用途があったのか。



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脱線したけど

この頂上の滑り台をすべっていきます。




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パイプ型滑り台の中。


扇町公園を訪れても

この子ども用滑り台を滑っていく大人は

そんなにいないと思うので、

貴重な光景をお楽しみください。



ウチの子どもを足の間に挟んで

はい、スタート。



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『おー。結構滑るな』

『滑る! 滑る!』





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『ああああああー』

『ああああああー』





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『ああああ゛あ゛ぁ゛ぁーッ』

『ああああ゛あ゛ぁ゛ぁーッ』





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『ああー? あー…』

『こわい! こわいぃー!』



……死ぬかと思った。

なにコレ、ちょっとした兵器だろ……。



『…大丈夫やった?』

『うん…平気』

『次、まーさん行こうか?』

『絶対イヤや!
 自分絶叫しとったやんっ!』


『平気…だよ』

『コワイ…滑り台…コワイ…』


『平気ちゃうやんか!』




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滑り台から出ると

地上部分のパイプがあった。

これが丘の上と繋がってるのか。



『…じゃあちょっと
 写真撮ってくるよ』

『はいよー』

『ウチは低い方の滑り台で
 遊ばせておくわ』

『はー。滑り台こわい』

『低いヤツなら大丈夫やでー』



怯えて大人しくなった子ども

まーさんに任せて、写真を撮りに行く。



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さきほど丘の上から見た

クライミングウォール。



結構高いけどコレ大丈夫かな?

子どもが落ちたら危ないのでは……?



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使用禁止だった。


使われていたかどうかは知らないけど

現在はただのオブジェらしい。



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近くにあった遊具。


壊れてしまったようで

過剰な勢いでラッピングされていた。

……ラッピング?



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徐々に人が増え始める公園。

こんな所にもカラフルなパイプがある。




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「カンテレ」の公園側出入口。


先ほど話に出てきた

「キッズランド大阪」もあるので

一般人でも自由に入ることができる。



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オープンカフェのような設備がある。

寒いためか

この日は開いてなかった。




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カンテレの角を曲がる。

建物に描かれたキャラクターは

「ハチエモン」という

カンテレのマスコットキャラ。



ここは公園の東側出入口になっていて

そのまま東に向かうと

天神橋商店街へと繋がる。



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この場所は

地下鉄・扇町駅にも接続している。



地下鉄で扇町公園を訪れる際は

扇町駅の2番口が最寄りとなる。



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ぐるっと回って「天神橋筋」沿いへ。

ここが「カンテレ」の正面玄関だ



ハチエモンの正面顔をどうぞ。

テレビだと横向きばかりなので

レアな姿だよ。



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信号を渡って反対側の歩道から

「カンテレ」を撮影。


写真右下に見えるガラス扉が

関係者専用の出入口で、

芸能人とかはあそこを通る。



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カンテレの左側(南側)の風景。


歩道が行き止まりになっていたり、

道路が地下トンネルになってたりと

少々不可解な作りになっている。



……以前、夜中に

ここのトンネル上の丘部分を

自転車で通り抜けようとしたら、

誰もいないのに


「ドスンッ…」


と何者かが後ろに乗ってきた感じがして

重さでペダルが進みにくくなるという

怖い体験をしたことがある。



この扇町公園は、

江戸時代に大トカゲの化け物が出たとか、

明治時代に監獄と処刑場があったとか

いわく付きの場所なので

なんかほらアレ、色々あるんだろうね。



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そういうわけで

トンネルの丘の所は怖くて近づけないため

公園の中に戻ってきた。



『おっ、ここにおったんや』

『あれ?
 滑り台もう終わったの?』

『うん。飽きたからもうええって』



ここでまーさん子どもと合流。

道なりに公園内を

ぐるっと回っていくことに。



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公園の南西側へと続く道。


先ほど説明したように

公園の南側は行き止まりになってるため、

「天神橋筋-梅田」間を利用する人は

大体この道を通り抜けることになる。



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左側にある大きな建物。


こちらは

「扇町プール」という市民プール。

体育館卓球場なども併設されている。



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建物の右側。

プールと体育館があるのでかなり大きい。


写真左側に見える

橋のような遊歩道を通ると

例のトンネルの丘の上に出る。

怖いから行かない……。



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「扇町プール」の横側。


以前はここに水が張られていて、

段差の所にカップルが座っている

微笑ましい光景があったけど

今は水を抜いているようだ。



『冬だから水張らなくなったんかなー』

『季節関係なく
 ずっと張ってない気がする

『そうなんや。
 なんかあったんかな?』

『ホームレスの人が
 お風呂代わりにしてたのにね』

『なにそれっ!?
 いつの話!?』

『何年か前かな。
 夜中にジャバジャバしてたよ』

『いやそれアカンやろ!』



水を張らない原因が

分かったかもしれない。



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柵の奥に見えるのが

「扇町プール」の屋外プール。



シーズンが終わってるので

屋外側はもう終了しているけど

屋内プールは通年営業とのこと。



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プールの反対側。


カワイイ動物が描かれた

ベンチがある。



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道が少しカーブ。

公園の南西側に繋がっている。




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道の脇。


プールの横側に水が張られていた頃は

ここにも水が流れていて

小川のようになっていた。



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振り返って撮影した一枚。


ここからなら

カンテレの全体像が綺麗に撮れる。



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グラウンドの南西端まで到着。

写真の中央辺りに

「HEPファイブ」の赤い観覧車が見える。



『あそこに観覧車があるよ』

『あっ、ホンマやね』

『ここからでも観覧車見えるんやなー』



色々なものが見える扇町公園



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南西側は少し上り坂になっている。


『昔はこの辺に
 ホームレスいっぱいいたよね』

『あったなー。
 ブルーシートだらけやった』

『シートどころか小屋みたいなん
 いっぱい並んでたから
 よう近づけんかったわ』

『全部片づけられたね』

『市が動いたんやろなー』



が大阪に来たのは10年ほど前。

その頃の扇町公園の南側は

ブルーシートの集落になっていた。


その後、少し経ってから

行政が撤去に動いたようで

現在はすっかり綺麗な公園になっている。



昔のイメージが残ってる人が

今の扇町公園を訪れると

きっと驚くことだろう。



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ちょっと古めかしい時計。

ライオンズクラブのマークがある。




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ここからは下り坂



『そういえばこっち側に
 昔のプールのジャンプ台あるらしいで』

『…ジャンプ台?
 そんなのあったかな?』

『あるんやって。
 前にテレビでやってた』

『ほー。どの辺にあるの?』

『坂下りたら、出口の所あるやろ。
 そこを曲がったところ』



まーさんがテレビで見たという

ジャンプ台とやらを探すことに。



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出口を曲がったところ。


巨大な弥生土器みたいなオブジェ

ガンダムの盾みてぇな石板しかない。



『…あれがジャンプ台?』

『ちゃう!
 あんなんとちゃう!』

『おかしいなー。
 前にテレビで見たんやって』

『ジャンプ台っていうくらいだから
 5m位はある?』

『見たことないけどなー』

『そういうんちゃう。
 なんか選手が立つ台のヤツ』



……それはジャンプ台なの?


それにしても、まーさんの情報は

あてにならないなあ……。



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あった!



『これ! これ!
 テレビで見たのコレ!』

『さっきの巨大土器と
 反対側の所にあったんだね』

『でもこれ…ジャンプ台じゃなくない?』

『いや、分からんけど…。
 でも選手とかこっから飛ぶやん』




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土器プールの台の位置関係を

分かりやすく撮った写真。



土器の方が手前にあるので

そっちばかりに注目して

気づかなかったよ。


……というかアレ、土器でいいの?



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こちらはジャンプ台ではなく、

プールのスタート台。


扇町公園には

昭和25年(1950年)に建設された

「大阪プール」というものが
※(現在の「扇町プール」とは別)

かつて存在していたそうで、

こちらのスタート台

その大阪プールで実際に使っていたもの。



現在はモニュメントとして

設置しているとのこと。



……誰かがスタート台で休憩しながら

ルマンドを食い散らかした形跡があるね。



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よく見たら大量にあるスタート台。


数字の書かれた変な椅子だと思って

今まで素通りしていたけど

これ全部、スタート台だったのか。



面白いものが見れて良かった。

まーさんありがとう。



0120_05

というわけで

「扇町公園」の散策はこれでおしまい。



市民の憩いの場となっているので

1日をのんびりと過ごしたい日などは

ぜひ訪れてみてください。



※この記事の写真は2018年11月に撮影したものです。


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【扇町公園】



最寄り駅は
JR環状線・天満駅
地下鉄・扇町駅