この日は大阪市旭区の
「今市」にある
「今市」にある
※(いまいち)
「今市商店街」を訪れました。
「今市」は
地元大阪の人々によく知られている
「千林商店街」がある「千林」の
※(せんばやし)
すぐ北に位置する町。
……というか、
ちょっと後ろへ下がると
そこはもう千林商店街。
実は商店街同士のアーケードが
ほぼ繋がっている状態だ。
おっと、千林商店街も気になるって?
こちらからどうぞ。
内容:千
内容:林
上にリンクを貼った
千林商店街の記事と同じ日に
撮影しているので、
アーケードが隣接している側から
スタートして歩いていくよ!
スタートして歩いていくよ!
こんにちは、ライオンカレー!
ライオンカレー?
昔ながらの商店という感じの
雰囲気がただよう
果物屋さん「くだもの店善」。
看板に創業明治8年って書いている。
すごいなあ。
雑貨屋さんがあった。
アウトレット系な感じで
お菓子や日用品など色々売っている。
『のど飴あらへんかな?』
『龍角散のヤツ?』
『そうそう。
アレが一番効くから欲しい』
千林商店街から
そのまま撮影しているので
もちろん嫁のまーさんも一緒だ。
ご所望ののど飴は無かった。
歩いて少しすると
十字路に行き当たる。
ちょっと右へ寄り道。
十字路の右側。
市場のような雰囲気だ。
アーケードが続いているけど
すぐ先に終わりが見えている。
夕方に訪れたためか、
お店が少し閉まっていた。
左手には八百屋さん。
右手には精肉店がある。
こちらは焼肉店も兼ねているようだ。
写真がブレていますね。
当ブログではよくあることですが、
よくあってはいけないことです。
ごめんなさい……。
突き当たりにあったパチンコ屋さん。
実はここ、
あのスーパー「ダイエー」の記念すべき
1号店があった場所。
昭和36年(1961年)の創業時は
日本最大規模のスーパーで、
当時の千林商店街の各店と
価格破壊の応酬を繰り広げたとか。
営業不振などが原因で
残念ながら2005年に閉店しました。
元ダイエーの左側の路地。
とても狭い。
『あっ!
ホルモン焼きのお店閉まってる!』
『ホンマや……』
『食べたかったのに』
ここには「丸正食品」という
ホルモン専門店があって、
店頭で作ってる部位ミックスの
ホルモン焼きが美味しいのでオススメ。
私もまーさんも
「フワ」という肺の部位のホルモンが
臭みとかで苦手だったんですが、
こちらは下処理を
しっかりとしているようで
初めて「フワ」が美味しいと感じました。
たまに訪れる商店街で
こんな感じに店が閉まっていると
ダメージが大きい……。
十字路に戻ってくる。
写真は使い回しだ。
今度は左へ寄り道してみよう。
左側のアーケード。
看板があるので
ここも「今市商店街」だ。
なんか色々やってる飲食店。
黒板に「今月はお休みです」と
書いてある。
『今月休みって店のことかな?』
『ちりとり鍋のことやないの?
時期的に暑いからとか』
どっちか分からない。
どういう休みだったんだろう。
こちらもすぐ先に
アーケードの終わりが見える。
魚屋さんと鶏精肉店が並んでいる。
どちらもお惣菜が店頭に並んでいて
夕方なのに活気があった。
ちょっと市場っぽい雰囲気。
さらにお隣には青果店。
写真からだと分からないけど
青果店の奥はかなり広くて
精肉店にもなっていた。
このアーケードの並びだけで
食材が全て揃いそうな勢いだ。
左側アーケードの終点。
中華料理店の王将の看板が目立つ。
こちらは「大阪王将」。
「餃子の王将」じゃないよ。
紛らわしいけど別のお店だよ。
十字路に戻ってくる。
写真はまたしても使い回しである。
今度こそアーケードを真っ直ぐ進もう。
ゆっくりとカーブするアーケード。
シャッターが下りている店の前に
やたらと自転車が置かれている。
右手にあったキムチ屋さん。
韓国系のお惣菜屋もある。
チヂミ100円って安いなあ。
上の看板のカラーリングが
深夜の放送終了後のテレビみたいだ。
趣のある外装をしたこちらのお店は
「伊勢の磯屋」という
漬物と餅のお店。
漬物と……餅?
写真撮ってる時は気付かなかったよ。
面白い組み合わせだ。
こちらの通りにも八百屋さんがある。
千林商店街にも八百屋が多いけど
今市商店街も結構多い。
クレープ屋さんの「あんどれ」。
『子どもがクレープ食べたいって』
『千林商店街で食べたでしょ?』
『暑いから食べたいんやて。
買うてあげて』
『暑いからクレープ??
ええ……? 関係ある?』
『そんなん知らんわ。
ウチも食べたいから買うて』
ヤツが本音を出した。
子どもをダシに使うとは
ふてぇ野郎だ。
千林商店街でもクレープ買ったし
絶対買わないからな!
昔から営業を続けてそうな佇まいをした
お好み焼き屋の「タケヤ」。
お好み焼きが350円!
『ここのクレープ、
めっちゃ大きいわー』
『うまー』
なんかよく分からないけど
私の手にはクレープ屋さんの
スタンプカードが握られています。
真っ直ぐ伸びる
「今市商店街」のアーケード。
そういえばこっちの方までは
来たことがなかった気がする。
理由を思い返してみると
多分、千林の方で
荷物がいっぱいになっているからだ。
右手に見えてきた
シャッターが下りた時計屋さん。
閉店を知らせる悲しい貼り紙……。
創業80年だったらしい。
いつの12月だろう?
北に進むに連れて
人の数がまばらになっていく。
それでも
営業している商店は結構ある。
営業している商店は結構ある。
地域密着型の商店街という
雰囲気と共に、古い建物が目に入る。
すでに店じまいしたと思われる
文房具店の看板が趣深い。
先ほどの文房具店のお隣。
『どら焼き&マフィンて
和と洋ダブルでやってはるんやな』
『お弁当も売ってるみたいだよ』
『何屋って言えばいいんだろう?』
『うーん……食べ物屋?』
こちらのお店は
食べ物屋の「Full Berry」。
左手に見えたお花屋さん。
隣の店の軒先にまで商品を並べて
ちょっとした庭園を作っていた。
お隣のシャッターが
ずっと下りたままなのだろう。
もう何の店があったのか
分からないレベルの古い建物。
その向かい側にあった
たこ焼き・いか焼のお店。
テントが面白い形をしている。
こっちの建物も歴史を感じるなあ。
まだまだ続くアーケード。
店舗の並びの中に
少しずつ民家が混ざり始めてくる。
『かによせ』
『かによせ』
『ちがった!』
『ちゃうわ!』
『よかにせ!』
『よかにせ!』
二人同時に読み間違えた。
しかも揃ってカニの鍋だと思った。
なんだコイツら。
洋・和菓子のお店。
こちらも80余年で閉店という
悲しい貼り紙があった。
右側にあった
「今市商店街 振興組合 事務所」。
商店街の事務所ですね。
表に商店街のマップがあったので
1冊いただきました。
ありがとうございます。
道が少しずつカーブしていく。
シャッター店舗が多い。
夕方っていう時間帯のせいも
あったのかな……。
「吉野家」という看板。
『あそこで牛丼食べる?』
『それ言うと思ったー』
『「それ言うと思ったー」って
言われると思った』
『なら言うなや』
はい。
製麺所の「多田製麺所」。
色々な麺類を販売しているようだ。
閉店間近の時間だったのか
あいにく麺は置いてなかった。
アーケードの切れ目が見えた。
「今市商店街」はここまでのようだ。
アーケードから出る。
『ここから先は住宅街かな』
『んん……?』
『あれ、まだ先にも
アーケードあらへん?』
『……あっ、本当だ!』
『あっちにも「今市商店街」って
書いてある!』
終わったと思ったら
まだ先に商店街が存在していた。
よく見ると街灯の所に
今市商店街の看板が残っている。
なぜここだけアーケードがないのか。
洋菓子店の「ぽこまろん」。
カヌレという洋菓子やソフトクリーム、
冷やし甘酒なども販売している。
コンテナみたいな面白い建物。
今市商店街(2発目)。
再びアーケードの中へ。
自転車は沢山置いてあるけど
人の姿は少ない。
大山白バラ牛乳の販売所「村上商店」。
コンビニとかで売ってる
ちょっとお高いけど美味しい
白バラ牛乳の販売所があった。
白バラ牛乳の販売所があった。
こちら側のアーケードは
シャッター街に近い状態……。
『ほとんど閉まってる』
『千林から遠いからやろか?』
『ここまで結構歩いてきたし』
『駅から少し距離があるから
不便なのかもね』
『多分そうやろなあー』
風情のある建物が多いので
古民家的な感じで生かせないのかな?
いつか活気を取り戻してくれると
嬉しいな。
「ジュニヤ文具店」と書かれた
時代掛かった看板。
いつ頃に作られた物だろう。
こっちのアーケードは
開いている店こそ少ないけど
情緒を感じられる物がいっぱいあるので
好きな人にはたまらないだろう。
ひっそりと営業中の札を下げていた
居酒屋の「おかん」。
餃子が売りのようだ。
店内の様子が全く見えない。
アーケードの終点に辿り着く。
『ここで終わりかな?』
『まだあるかもしれんで』
さすがにちょっと歩き疲れた。
アーケードを出た先。
「京阪国道」と「城北公園通」が
合流する広い道路に出てきた。
東方向に歩いていくと
地下鉄・太子橋今市駅があるようだ。
というわけで
「今市商店街」は
これでおしまい。
千林商店街から離れるに連れて
閑散としてしまうイメージだけど、
思わず関心を引いてしまう
趣のある建物が沢山残っていて
興味深い商店街でした。
隣接する千林商店街共々、
ぜひ訪れてみてください。
※この記事の写真は2018年7月に撮影したものです。
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最寄り駅は
京阪本線・千林駅
地下鉄・太子橋今市駅
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