0728_01

この日は

「大阪市立科学館」を訪れました。


科学館があるのは

大阪市・北区の「中之島」
※(なかのしま)


中之島は川と川に挟まれた

巨大な中州、その名の通り

島みたいな土地。



侮れないことにこの島みたいなヤツ、

昔は「天下の台所」の中枢

今はビジネス街の中心部

大阪市役所もある。


そんな所に科学館がある。



いっそ中之島様って呼ばないと

失礼かもしれない。



0728_02

写真正面に見える

デカい建物が「大阪市立科学館」



科学館はどこの都道府県にも

大体1つくらいは存在していて、

小中学校の行事で一度は

訪れたことがあるんじゃないかなー?

……というイメージ。



そして大人になったら

あまり行かないよね。


だから行ってみたよ。



0728_03

近くまで来たものの

どこから科学館に入れるのか不明。


科学という学問は神秘と謎。

入口からすでに神秘と謎。



『これどこが入口なの?』

『分からへん……』

『来たことあるんじゃないの?』

『小学生くらいやからなー。
 そこまで覚えてへん』



一緒に来た嫁のまーさん

役立たずであることが判明。


一方のは大人になるまで

北海道に住んでいたので

大阪の科学館を訪れるのは初めて。


この時点ですでに役立たずが二人。

サイエンスに立ち向かえるのだろうか。



0728_04

とりあえず信号を渡って

科学館沿いの歩道に入る。




0728_05

ほどなくして小さな階段を発見。

ここが入口らしい。



同時に階段の少し奥に

見覚えのある石碑があったので

少しだけ寄り道しました。


石碑について気になる方は

↓のリンクからご覧くださいまし。


内容:見覚えのあるアイツ




0728_06

小さな案内があった。


遠目に見えていた

鉄骨フレームの蝶々みたいな建造物は

科学館とは関係なく、

「国立国際美術館」の建物だったようだ。



0728_07

ようやく

「大阪市立科学館」に到着。


どうやら写真左側に

正規ルートと見られる

道があったようだ。

分かんねーよ。



0728_09

出入口の前は

広いスペースになっている。


ちょうど何かの

イベントが行われていた。



0728_11

利用案内の看板。


開館時間 9:30~18:00

休館日は月曜日


ここには書いてないけど

入館料は


大人 400円。

高・大学生 300円。

中学生以下は無料。



と、ワンコイン以下のお安さ。

中に入ってから受付で

チケットを購入するシステムだ。


……というわけでさっそく中へ。




0728_12

入ってすぐに変なヤツがいた。

右から左に読んで

「学天則」という名前。
※(がくてんそく)



『怖っ! こっわー!』

『なんか滝川君に似てるね』

『え? ……誰?』

『俺の小学校時代の友達』

『知らんわ!
 北海道の友達知らんわ!』

『共通の知人みたいに言うな!』



怒り狂うまーさん

滝川君が無表情で見つめていた。




0728_13

こちらが滝川君の説明文。


滝川君は

昭和3年(1928年)に作られた

東洋初のロボットらしい。


その後、オリジナルは

ドイツで行方不明になってしまい

こちらは復元された作品とのこと。



0728_14

すぐ近くにまた変なヤツがいた。

変なヤツばかりいるので


ウチの子どもが

変な場所に連れてこられたと思って

めちゃくちゃ怯えていた。



0728_15

ここが「大阪市立科学館」の中。



『チケット売場どこやろ?』

『見当たらないね』

『無料でいいんじゃない?』

『いいわけないやろ』

『あ、地下って書いてはるわ』



チケットを購入するには

まず地下へ降りないといけないようだ。



0728_16

ベビーカーがあるので

ひとまずエレベーターを探す。


でも見当たらない。

飛行機はあるのに。



0728_18

地下のチケット売場

展示場のチケットはここで購入できる。


「大阪市立科学館」には

プラネタリウムも併設されていて

そちらのチケットもここで購入できる。

展示場とは別料金なのでご注意。



ちなみに

プラネタリウムは撮影NGなので

今回は展示場のみを見学。



写真を撮っていたら

ベビーカーに気付いた従業員の方が

エレベーターの場所を案内してくれた。

ありがとう~。



0728_19

チケットを無事購入。

ベビーカーを受付に預けて
※(預けなくても見学できます)

展示場エリアとなる4階へ。


科学館の展示場は

順路が決まっていて

4階~1階へと降りていく流れ。



0728_20

最初のテーマは「宇宙」


太陽系の惑星の説明と

大きさを比較した模型が並んでいる。




0728_22

太陽についての資料。


写真右側の

「オーロラ発生装置」というボタンを

どこかの子どもが執拗に連打してたのが

非常に印象的だった。



室内が薄暗いので写真がボケてます。

ごめんなさい。



0728_23

こんな感じで「宇宙」をテーマにした

様々な展示物が並んでいる。




……ところで、当ブログは

大阪の面白そうな場所を訪れて

紹介するのがテーマなんですが、


今回の科学館では

実際に触れて体験できる展示物とかに

が夢中になってしまい、

展示物の名称や案内板などの写真を

一部撮り忘れてしまいました。



止む終えず

紹介が大雑把になる物もありますが

予めご了承ください。




0728_24

「小型惑星探査機・はやぶさ」

……の模型。


ロケット。

小型惑星を調べるメカ。



0728_25

なんかの箱。

世界最大級のなんかだ。




0728_26

とにかく展示物が多い。


宇宙科学に興味がある人には

たまらない資料が集まっている。



写真右に見えるのは「宇宙のかんづめ」


まーさんが興味深げに眺めていたので

どういう物なのか尋ねてみる。



『それなに?』

『分からへん』

『発泡スチロールをちぎったら
 なんか白い粒々になるやろ?』

『……え? うん』

『あれが中で散らばっとんねん』

『結局何なのそれ?』

『分からへん』



興味なかったようだ。


どうやら白い粒々が

宇宙に存在する

銀河の分布を表しているらしい。


「入れません」って

注意書きがあったけど

誰か中に入ろうとしたんだろうか?



0728_27

らせん状の分子構造

作るの大変だっただろうな。




0728_28

こちらは

「コッククロフト・ウォルトン型加速器」


みんな知ってるよね?



0728_29

テーマが「宇宙」から

少しずつ変わり始める。




0728_30

こちらは磁石

それに反応する丸っこい何か

ガラステーブルに入ったもの。


磁石を動かすと

丸っこい何かに描かれた矢印

方向を変えて動き回る仕組み。


「自発的対称性の破れ」

というものを観察する装置らしい。



意味を解さぬまま

近くにいた知らない子どもと一緒に

磁石を動かしまくって遊んだ。

楽しかった。



0728_31

ガラスケースに展示された

何かを計測する装置。




0728_32

こちらの装置の

説明写真はちゃんと撮ってありました。



日本地図を作った人として有名な

「伊能忠敬」
※(いのう ただたか)

地図を作る際に使った

「象限儀」という計測機器のレプリカ。
※(しょうげんぎ)



0728_33

大きな建物だけあって

展示場がとにかく広い。


でも色々な場所に

実際に触れて実験できる装置があるので

子どもが退屈しない作りになっている。



0728_34

こちらは振り子


重さの違う振り子を振ると

早さは変わるか?

という実験。


ぜひ科学館に来て確かめてみよう。



0728_35

こちらは様々な種類の滑車


中央の「動滑車」

一番力を使わずに

重りを持ち上げることができた。



0728_36

子どもに人気だった

なんか足元が回転するヤツ


身体を中心に寄せると

回転が速くなる。

慣性とかそういう類の実験かな。



子ども達が

「あ゛ー! あ゛ぁ゛ーー!」

って叫びながら回転していた。


やりすぎるとバターになるぞ。



0728_37

「3Dの虹」とかいう装置。


CDを回転させて光の反射で

虹色を作っていた。


なぜかは知らないけど

これはお姉さんに人気だった。


世の中の男性は

体にCDを貼り付けて歩けば

お姉さんにモテるかもしれない。



0728_38

こちらは

「顕微鏡分光光度計」


みんな知ってるよね?



0728_39

「電波が見える?」

という装置の説明。


ボタンを押すと

電気がバチバチィッ!

と発生する装置。



0728_40

こちらが電気発生装置


紫色に見える線状の光が

発生した電気。


ちょっと離れた場所に移動しても

この装置のバチバチ音が

聞こえていた。

なかなか騒がしい実験機だった。



0728_41

4階をぐるっと一周したので

エスカレーターで3階へ降りる。


振り返ってみると4階は

「宇宙」を含め、磁力・電気・光などの

通常では捉えられない物質

テーマにした感じだった。



展示場は3階へと続きますが

長くなってきたので

この続きはまた次回ということで……。



※この記事の写真は2018年5月に撮影したものです。


↓↓押すと宇宙を体験できるよ↓↓


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
にほんブログ村



大阪府ランキング



【大阪市立科学館】



最寄り駅は
京阪線・渡辺橋駅
地下鉄・肥後橋駅