この日は
「大阪市立科学館」を訪れました。
科学館があるのは
大阪市・北区の「中之島」。
※(なかのしま)
中之島は川と川に挟まれた
巨大な中州、その名の通り
島みたいな土地。
侮れないことにこの島みたいなヤツ、
昔は「天下の台所」の中枢で
今はビジネス街の中心部で
大阪市役所もある。
そんな所に科学館がある。
いっそ中之島様って呼ばないと
失礼かもしれない。
写真正面に見える
デカい建物が「大阪市立科学館」。
科学館はどこの都道府県にも
大体1つくらいは存在していて、
小中学校の行事で一度は
訪れたことがあるんじゃないかなー?
……というイメージ。
そして大人になったら
あまり行かないよね。
だから行ってみたよ。
近くまで来たものの
どこから科学館に入れるのか不明。
科学という学問は神秘と謎。
入口からすでに神秘と謎。
『これどこが入口なの?』
『分からへん……』
『来たことあるんじゃないの?』
『小学生くらいやからなー。
そこまで覚えてへん』
一緒に来た嫁のまーさんが
役立たずであることが判明。
一方の私は大人になるまで
北海道に住んでいたので
大阪の科学館を訪れるのは初めて。
この時点ですでに役立たずが二人。
サイエンスに立ち向かえるのだろうか。
とりあえず信号を渡って
科学館沿いの歩道に入る。
ほどなくして小さな階段を発見。
ここが入口らしい。
同時に階段の少し奥に
見覚えのある石碑があったので
少しだけ寄り道しました。
石碑について気になる方は
↓のリンクからご覧くださいまし。
内容:見覚えのあるアイツ
小さな案内があった。
遠目に見えていた
鉄骨フレームの蝶々みたいな建造物は
科学館とは関係なく、
「国立国際美術館」の建物だったようだ。
ようやく
「大阪市立科学館」に到着。
どうやら写真左側に
正規ルートと見られる
道があったようだ。
分かんねーよ。
分かんねーよ。
出入口の前は
広いスペースになっている。
ちょうど何かの
イベントが行われていた。
利用案内の看板。
開館時間 9:30~18:00
休館日は月曜日。
ここには書いてないけど
入館料は
大人 400円。
高・大学生 300円。
中学生以下は無料。
と、ワンコイン以下のお安さ。
中に入ってから受付で
チケットを購入するシステムだ。
チケットを購入するシステムだ。
……というわけでさっそく中へ。
入ってすぐに変なヤツがいた。
右から左に読んで
「学天則」という名前。
※(がくてんそく)
『怖っ! こっわー!』
『なんか滝川君に似てるね』
『え? ……誰?』
『俺の小学校時代の友達』
『知らんわ!
北海道の友達知らんわ!』
『共通の知人みたいに言うな!』
怒り狂うまーさんを
滝川君が無表情で見つめていた。
こちらが滝川君の説明文。
滝川君は
昭和3年(1928年)に作られた
東洋初のロボットらしい。
その後、オリジナルは
ドイツで行方不明になってしまい
こちらは復元された作品とのこと。
すぐ近くにまた変なヤツがいた。
変なヤツばかりいるので
ウチの子どもが
変な場所に連れてこられたと思って
めちゃくちゃ怯えていた。
ここが「大阪市立科学館」の中。
『チケット売場どこやろ?』
『見当たらないね』
『無料でいいんじゃない?』
『いいわけないやろ』
『あ、地下って書いてはるわ』
チケットを購入するには
まず地下へ降りないといけないようだ。
ベビーカーがあるので
ひとまずエレベーターを探す。
でも見当たらない。
飛行機はあるのに。
地下のチケット売場。
展示場のチケットはここで購入できる。
「大阪市立科学館」には
プラネタリウムも併設されていて
そちらのチケットもここで購入できる。
展示場とは別料金なのでご注意。
ちなみに
プラネタリウムは撮影NGなので
今回は展示場のみを見学。
写真を撮っていたら
ベビーカーに気付いた従業員の方が
エレベーターの場所を案内してくれた。
ありがとう~。
チケットを無事購入。
ベビーカーを受付に預けて
※(預けなくても見学できます)
展示場エリアとなる4階へ。
科学館の展示場は
順路が決まっていて
4階~1階へと降りていく流れ。
最初のテーマは「宇宙」。
太陽系の惑星の説明と
大きさを比較した模型が並んでいる。
太陽についての資料。
写真右側の
「オーロラ発生装置」というボタンを
どこかの子どもが執拗に連打してたのが
非常に印象的だった。
室内が薄暗いので写真がボケてます。
ごめんなさい。
こんな感じで「宇宙」をテーマにした
様々な展示物が並んでいる。
……ところで、当ブログは
大阪の面白そうな場所を訪れて
紹介するのがテーマなんですが、
今回の科学館では
実際に触れて体験できる展示物とかに
私が夢中になってしまい、
実際に触れて体験できる展示物とかに
私が夢中になってしまい、
展示物の名称や案内板などの写真を
一部撮り忘れてしまいました。
止む終えず
紹介が大雑把になる物もありますが
予めご了承ください。
「小型惑星探査機・はやぶさ」
……の模型。
ロケット。
小型惑星を調べるメカ。
なんかの箱。
世界最大級のなんかだ。
とにかく展示物が多い。
宇宙科学に興味がある人には
たまらない資料が集まっている。
写真右に見えるのは「宇宙のかんづめ」。
まーさんが興味深げに眺めていたので
どういう物なのか尋ねてみる。
『それなに?』
『分からへん』
『発泡スチロールをちぎったら
なんか白い粒々になるやろ?』
『……え? うん』
『あれが中で散らばっとんねん』
『結局何なのそれ?』
『分からへん』
興味なかったようだ。
どうやら白い粒々が
宇宙に存在する
銀河の分布を表しているらしい。
「入れません」って
注意書きがあったけど
誰か中に入ろうとしたんだろうか?
らせん状の分子構造。
作るの大変だっただろうな。
こちらは
「コッククロフト・ウォルトン型加速器」
みんな知ってるよね?
テーマが「宇宙」から
少しずつ変わり始める。
こちらは磁石と
それに反応する丸っこい何かが
ガラステーブルに入ったもの。
磁石を動かすと
丸っこい何かに描かれた矢印が
方向を変えて動き回る仕組み。
「自発的対称性の破れ」
というものを観察する装置らしい。
意味を解さぬまま
近くにいた知らない子どもと一緒に
磁石を動かしまくって遊んだ。
楽しかった。
ガラスケースに展示された
何かを計測する装置。
こちらの装置の
説明写真はちゃんと撮ってありました。
日本地図を作った人として有名な
「伊能忠敬」が
※(いのう ただたか)
※(いのう ただたか)
地図を作る際に使った
「象限儀」という計測機器のレプリカ。
※(しょうげんぎ)
大きな建物だけあって
展示場がとにかく広い。
でも色々な場所に
実際に触れて実験できる装置があるので
子どもが退屈しない作りになっている。
こちらは振り子。
重さの違う振り子を振ると
早さは変わるか?
という実験。
ぜひ科学館に来て確かめてみよう。
こちらは様々な種類の滑車。
中央の「動滑車」が
一番力を使わずに
一番力を使わずに
重りを持ち上げることができた。
子どもに人気だった
なんか足元が回転するヤツ。
身体を中心に寄せると
回転が速くなる。
慣性とかそういう類の実験かな。
子ども達が
「あ゛ー! あ゛ぁ゛ーー!」
って叫びながら回転していた。
やりすぎるとバターになるぞ。
「3Dの虹」とかいう装置。
CDを回転させて光の反射で
虹色を作っていた。
なぜかは知らないけど
これはお姉さんに人気だった。
世の中の男性は
体にCDを貼り付けて歩けば
お姉さんにモテるかもしれない。
こちらは
「顕微鏡分光光度計」
みんな知ってるよね?
「電波が見える?」
という装置の説明。
ボタンを押すと
電気がバチバチィッ!
と発生する装置。
こちらが電気発生装置。
紫色に見える線状の光が
発生した電気。
ちょっと離れた場所に移動しても
この装置のバチバチ音が
聞こえていた。
なかなか騒がしい実験機だった。
なかなか騒がしい実験機だった。
4階をぐるっと一周したので
エスカレーターで3階へ降りる。
振り返ってみると4階は
「宇宙」を含め、磁力・電気・光などの
通常では捉えられない物質を
テーマにした感じだった。
展示場は3階へと続きますが
長くなってきたので
この続きはまた次回ということで……。
※この記事の写真は2018年5月に撮影したものです。
↓↓押すと宇宙を体験できるよ↓↓
にほんブログ村
大阪府ランキング
【大阪市立科学館】
最寄り駅は
京阪線・渡辺橋駅
地下鉄・肥後橋駅
コメント