本日は先週の土曜日に書いた

「造幣博物館」の続きからになります。


先週の記事については

こちらのリンクからご覧くださいまし。


内容:お金工場




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前回は「造幣博物館」

2階展示場をぐるぐると回ったので、


今回は続きとなる

3階展示場の様子からお届けします。



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こちらが3階展示場の入口。


明治10年の「二十円金貨」

デカいヤツがお出迎え。


博物館の入口で見た

「二十円金貨」と多分同じ物だ。



『これ、入口にあったのと同じ?』

『そうかも。
 大きさも形とかも一緒っぽい』

『2個作ってたのかな』

『もっとあるかもしれんで』

『なら1個もらってきてよ』

『なんでやねん!
 それなら2個で十分やわ!』



嫁のまーさんがそう言うので

2個しかないです。




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中央に見事な龍が彫ってある。


これが明治時代の

貨幣のデザインだというのだから

本当にすごい技術だ。



『なんか入口のより金貨っぽいね』

『そうやね。
 入口のは銀色っぽくも見えた』

『照明のせいかもしれんけど』




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順路の通りに道を進むと

長い通路と展示物が見えてくる。



『うわ! あっち側何あれ!
 すごっ! めっちゃ綺麗!』


まーさん

右側の柵のようになっている場所を見て

やたらと興奮してるので見てみる。



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柵の向こう側の様子。


薄暗くて分かりにくいけど

小さなガラスケース台が間隔を開けて

いくつも設置されていて

その一つ一つに展示物が並んでいる。



海外のブランド宝石店のような

とてもオシャレな内装。



『本当だ。これはすごいねー』

『造幣局の博物館が
 こんなんとは思わなかった』

『これ来たことなかったら
 めっちゃ損やな』

『・・・ルパンとか現れそう』

『そして貴重な貨幣を全部
 かっさらっていくんだ・・・』

『来場者は石川五ェ門に斬られる』

『なんで急にそんなこと言うねん!』



まーさんが博物館のステマみたいな

発言をしてきたので

マイナスイメージを人々に植え付けて

相殺に励む。


・・・それにしても

本当に綺麗な展示の仕方だなあ。



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あそこは後で行くことになると思うので

ひとまず順路の方に戻る。




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貨幣の誕生やルーツの説明案内と

大昔に作られた貨幣の展示のようだ。




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古代中国の貨幣


中国での最初の貨幣は「貝」のお金で

その後、写真にあるような

金属製の貨幣に移り変わったとのこと。


とかの形をしていて面白いね。



『紀元前の貨幣なんかー。
 結構大きいんやね』

『でも財布に入らんやろコレ。
 どう入れとったんやろ?』



古代に財布なんか無ぇよ。




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途中で別の部屋に繋がり、

一番奥が見えてくる。


写真が所々でボケてすみません。




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一番奥に見えていた展示物。


「法馬金(分銅金)」という
※(ほうまきん)

大判1000枚分をギュッと固めた

軍用金の塊


太閤さんで有名な豊臣秀吉

初めて「法馬金」を鋳造したそうだ。



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「大法馬金」「小法馬金」


大と小の差が激しすぎる。

もちろんレプリカです。




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同じ部屋、右側一帯の展示の様子。


ゲームの近未来的な空間に存在する

クリスタルのアレみたいなのが

いっぱい並んでる感じでカッコイイ。



『すごいなー』

『ホンマやな。すごいわー』



語彙力がないので

すごいすごい言いながら歩く。



この薄暗いだけに思える内装も

全ては展示する貨幣の美しさを

際立たせるための演出なんだろう。


おっ?

なんかカッコいいこと書けたぞ。



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大人の背丈以上あるガラスケース

貨幣が1枚だけはめ込まれている。


こちらは「和同開珎」という
※(わどうかいちん)

飛鳥・奈良時代の古銭



従来の博物館のように

大きなガラスケースに展示品を

沢山並べている作りも好きなんですが、



こういう芸術的な手法が加わると

「なんかすごい物があるぞ」

って思えてきて

展示品をじっくり眺めちゃいますね。



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ガラスケースの足元には説明文


というわけで

和同開珎の解説については

写真をご覧ください。



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こちらは江戸時代

「天保五両判」という貨幣と
※(てんぽう ごりょうばん)

その試作品となる「試作五両判」



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左:実際に流通していた天保五両判


貨幣を管理する造幣局で

展示されるほどの品だけあって

劣化もなく、ピカピカ。




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右:こちらが試作五両判


この試作品は

造幣博物館にしかない一品

かなり貴重な品が展示されている。



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「天保五両判」についての説明。

試作品は「試鋳貨」といい

裏面の極印に違いがあるそうだ。



なお、気になる裏面の写真については

入場者の方の顔が

貨幣に重なるように写り込んでいたので

あえなく没となりました。


・・・ごめんなさい。



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これ以外にも沢山の

古銭大判などが展示されていたのですが


ガラスの反射で写り込んだ


他の入場者の方々、

カッコよく写真を撮る私

ぽかーんと貨幣を眺めるまーさん


などの姿が入っていたため

使える写真が少なくなってしまいました。


・・・ごめんなさい。



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奥の方で展示されていた大判


この大判という貨幣も

豊臣秀吉が作らせたのが始まり。


当時の世間に流通していた小判と違い、

恩賞や贈呈用に鋳造されたそうです。



実物を見ると

大人の手より気持ち大きいサイズ。

恩賞でこの大判を賜った人は

相当嬉しかっただろうなあ。



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ガラスケースに立体展示される貨幣は

時代や種類などでまとめられている。


古銭だけでなく

明治・大正・昭和時代の珍しい貨幣

展示されている。



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こちらは昭和初期に鋳造された

20円金貨5円金貨



『これ全部本物なんやろか』

『造幣局の展示だし、
 本物並べてるんじゃないの?』

『でもこんな価値の高い物
 簡単に取れそうな形で展示せんやろ』

『ガラス割られてもうたら
 持ってかれ放題やで?』



怖いなぁ~・・・。

怖いこと考えるなぁ、この人。

考えが盗賊のソレだよ。



でも確かに防犯上のリスクを考えたら

レプリカもあったりするのかな。


でもレプリカには

ちゃんとレプリカって書いてあるし

どうなんだろう?



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20円金貨のお隣には

大正・昭和時代

5銭・10銭貨幣が並んでいる。


現在の5円玉のような

穴あき貨幣の展示コーナーだ。



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足元の説明文。


穴あき貨幣は

「有孔貨」という名称らしい。
※(ゆうこうか)


詳しくは写真をご覧ください。



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お隣の部屋へ移動。


ここは最初にまーさんが興奮していた

宝石店のような展示ルームです。

やっとここまで来ました。



こちらでは、現在流通している

記念貨幣世界の貨幣などが

展示されていました。



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ガラスケースの展示品。


映画スターウォーズの記念貨幣

「ダース・ベイダー・コインセット」


オモチャのメダルのように見えるけど

並んでいる4枚とも、2ドル銀貨幣



現在の流通貨幣なので

ドルを使える場所なら

買い物とかにも使えるはずですが


レジの人に「What?」って

首を傾げられそうですね。




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こちらはディ○ニーの記念貨幣

先ほどと同じ2ドル銀貨幣



ディ○ニーさんは色々と怖いから

目に線を入れておこうね。

名前も隠しておこうね。



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日本の全国各地で発売されている

記念貨幣も壁際に展示してある。


オリンピックなどの

記念行事に限定で発売された貨幣も

沢山並んでいた。



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連れてきたうちの子どもが

ちょっと退屈してきたので

そろそろ外へ出ることに・・・。


個人的には

もっとじっくり眺めていたかった。

まーさんも名残惜しそうだった。



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展示会場の空間を抜けると

普通の事務所のような環境になった。


明治150年を記念した

特別展というのがあったので

チラッと覗いてみる。



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明治150年特別展の様子。


明治時代の造幣局をテーマにした

展示や解説などが並んでいた。



子どもの機嫌が

いよいよ悪くなってきたので

あまり見れずに退散してしまった。

残念だ・・・。



でも何も分からない子どもからしたら

暗い場所で退屈だろうし仕方ない。

無理に連れてきてごめんよ。



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そんなわけで1階に戻ってきた。

暗い所から出てきたので

窓の外の桜が綺麗に映える。




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お外に出る。

今更ながら「造幣博物館」の入口


入館した時は

ここに職員さんが立っていたので

帰り道に撮っていたようだ。



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造幣博物館の横から見えた建物。

貨幣の形をしている。


造幣局の敷地内なので

何か関係のある建物だと思われる。

工場かな?



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というわけで

造幣博物館を後にする。

改めて見ると、外観が美しい。



造幣局構内に唯一残っている

明治時代のレンガ造りの西洋風建物。



って博物館内の説明にあったし

歴史的な価値もあるんだろうなあ。



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博物館から造幣局正門までの道は

二股に分かれている。

なので来た時と反対の道を通ることに。


桜が本当に綺麗に咲いていて

桜見物目当ての花見客がいっぱいいた。



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造幣局の旧正門


昔はこの

八角形の形をした白い建物の詰所

正門に設置されていたそうだ。



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詰所の隣に碑があった。

「造幣局旧正門」

と刻まれている。




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案内板もあった。


詰所には大阪師団(旧日本陸軍)の

兵士の方々が配置されて

造幣局を警備していたとのこと。


詳しくは写真をどうぞ。



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出口となる正門の方に向かう。


まだ「桜の通り抜け」期間でもないのに

花見客がすごく多い。

海外からの観光客も沢山来ていた。



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正面に見えていた建物。

こちらはミントショップ

簡単に言うとお土産コーナー


ショップでは

記念貨幣のセットや

造幣局限定の金属工芸などが購入できます。




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こちらはミントショップで購入した

「造幣ゴーフル」


缶が欲しいとごねる

まーさんに買わされた。

現在の硬貨の形をしていて面白い。



写真用に敷く物が欲しかったので

「写真映えする布とかない?」

まーさんに聞くと、

この台所用の布巾を渡してきやがった。

アイツなんなの。



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せっかくなので記念硬貨も購入。

今年は戌年だったので

犬のメダルが付いていた。

かわいい。


価格は1700円くらいだったような・・・。

でも666円返ってきてる。不思議。



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というわけで

「造幣局・造幣博物館」の散策は

これでおしまい。



「どこか出掛けたいけど
 あっちもこっちも行ったしなぁ・・・」

なんていう日には最適の場所です。



交通アクセスに少々難のある立地ですが

見所が多くて面白い博物館なので

ぜひ一度訪れてみてください。



※この記事の写真は2018年4月に撮影したものです。


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